【2023年11月】

LED電球のチカチカを修理

オフィスのトイレの電球は、何年か前にLED電球に交換している。

トイレの電球

そろそろ3年になるのだけれど、最近、チカチカするようになった。
電球全体がチカチカするのではなく、発光素子のひとつがチカチカしているようだ。
LED電球も安くなったので、買い替えてもいいのだけれど、修理をトライしてみることにする。

チカチカするようになった発光素子を交換するのがいいとは思うのだけれど、交換する発光素子を持っていない。
しまったな、以前にLED電球を廃棄したときに、基板をとっておくんだった。

とりあえず、カバーを取り外してテスターを当ててみる。

テスターを当ててみる

発光素子が1個だけ光った。
どうやらこの電球には、発光素子が並列に接続されている構成らしい。

発光素子

並列なら、チカチカするようになった発光素子を取り除けば、それが光らないだけで、他の発光素子はすべて光るでしょう。

チカチカするようになった発光素子を取り除こうと、はんだごてを当ててみたのだけれど、なかなか取れない。
発光素子の底面の奥底まではんだが付いているようで、熱が伝わらないようだ。
んー、どうするかな。
取り外した発光素子は捨てるだけなので、壊れても構わない。
基板側が壊れなければいいでしょ、という事で、発光素子を破壊して取り除くことにする。
ニッパーでバキバキ!
取れた。

発光素子を取り除いた

この状態でソケットに取り付け点灯させてみる。
うん、取り除いた発光素子以外は光った。

発光素子を取り除いた

元通りにカバーを取り付けて修理完了。

周知完了

これでヨシ!

DeleGate+robots.txtで大ハマリ

DeleGate+robots.txt で大ハマリしたので、メモ。

会社の公開サーバは、複数のサーバをひとつの固定IPアドレスで公開しているため、内向きの、いわゆるリーバース・プロキシを通すことで、インターネットから入ってくる接続を各サーバに振り分けている。
使用しているプロキシ・サーバは DeleGate

DeleGateは、/robots.txt にアクセスがあった場合、自動的にプロキシ経由のURLを検索エンジンにヒットさせないように、robots.txt の内容を自動的に書き換えて返す。

たとえば、以下のような内容で /robots.txt が置かれていた場合…・

User-agent: *
Disallow: /

DeleGateは、以下の様に自動的に出力を追加する。

User-agent: *
Disallow: /
Disallow: /-_-
Disallow: /=@=

この動作は、/robots.txt が存在しているか否かに関わらず自動的に出力され、/robots.txt が存在しなくても、常に以下の様に出力される。

User-agent: *
Disallow: /-_-
Disallow: /=@=

昨今は、WEBサイトがどんどんSSL化されつつあるが、httpsでアクセスした場合、/robots.txt にどのように記載してあったとしても、すべて捨てられてしまっている事に気付いた。
常に /robots.txt が存在しないものとして、DeleGateの自動出力だけが出力されている。
すなわち、/robots.txt を置いても置かなくても、/robots.txt にどのように記述してあっても、常にこのように出力される。

User-agent: *
Disallow: /-_-
Disallow: /=@=

マヂすか。(涙)
まぁ、DeleGateと言えども、SSLで通信されている内容を傍受/復元して「内容を改ざんする」事はできないだろうから、SSLで通信をしている場合は、出力のすべてを置き換えるしか方法がないのだろうな。
もし、傍受/復元が可能だとすると、SSLでて暗号化している意味がない。
確かに、そりゃそうだと思う。

DeleGateが開発された当時は、まだSSLは一般的ではなく、特殊な環境であったと思うので、この動作でも大きな問題ではなかったのだろうけれど、ほとんどのWEBサイトがSSL化されている現在の状況では、この動作はちょっと厳しい。

困ったぞ。
サーバ上のコンテンツはインターネットから見える様にはしているが、検索エンジンにはヒットさせたくない。
そして逆に、このブログを含め、検索エンジンにヒットさせたいコンテンツもある。

DeleGateのマニュアルと読むと、MOUNT のオプションに「robots={no|ok}」という設定は存在しているが、どう設定しても出力は変化しない。
過去に仕事で X-Window のソースと格闘し、死ぬほど苦労した ずんべ としては、正直、こういったソフトウェアのソースコードは覗きたくない。はっきり言うと、ソースコードが「すごく汚い」のだ。たいていの場合、読めたもんじゃない。
さりとて、robots.txt が制御できないのも困る。

仕方がない、ソースコードを開いてみることにする。
がい、しかし、やっぱり、読むには辛いソースコードだ。
同じ構造体を、異なるソースファイルだと、異なる型で定義されていたり...、
関数の情報はヘッダファイルなどにまとめられておらず、各ソースファイルで必要に応じてという形で記述されていたり...。
マクロだらけで、結局、どういうソースに展開されるのか、ぜんぜんわからない...。
各ソースは、それが「クラス」であるかの如く振る舞うような作りになっているように思えるけれど、一貫性がない。

それでも頑張って、追ってみる、追ってみる、追ってみる。
「robots={no|ok}」を参照しているコードはあった。
しかし、その設定が、robots.txt の出力のコードの部分で使われているようには見えない。
やはりこの設定、ぜんぜん機能してないんじゃないか?

さて、どうするか。
設定では対処できそうにないので、ぶっちゃけ、やりたくないけど、プログラムを修正し、この問題を何とかしてみることにする。

修正の方向性はふたつ考えられる。

【方向性1】
robots.txt に出力する機能をオフにできるようにする。
すなわち、この制御をオフにした場合は、他のファイルの出力と同様、/robots.txt も、そのまま出力する。
運用としては、/robots.txt は通常通りコンテンツとして置き、これまで DeleGate が自動出力していた記述を手動で書き込む事にする。
もちろん、この場合、/robots.txt が存在しなければ、他のファイルと同様、404 Not Found になる。
【方向性2】
robots.txt への出力内容を指定/設定できるようにする。
MOUNTのオプションに、公開する/しないの設定を追加し、公開するか否かで「Disallow: /」の出力を決める。

【方向性1】の方が汎用性があるような気がするのだけれど、ざっとソースコードを追う限り、ちょっと面倒な修正になりそうだし、すべてのコンテンツの /robots.txt を書き換え、かつ、過去のコンテンツを復活させる場合も、新しいコンテンツを作る場合も、もれなく /robots.txt を置いていくのはちょっと面倒だ。
と、いう事で、汎用性は狭められてしまうけれど、【方向性2】で行くことにする。

以下の様に修正を行う事にする。

MOUNTのオプションに「sitepub={no|ok}」を追加する。
記述はこんな感じ。

MOUNT="/* https://X.X.X.X/* nvserv=-thru,host=-blog2.zunbe.com,sitepub=ok"

「ok」の場合は「Disallow: /」を出力しない。
「no」の場合は「Disallow: /」を出力する。
設定が無い場合、上記以外の場合は「Disallow: /」を出力する。つまり、デフォルトは非公開。

一応、パッチも公開しておく。

delegate 9.9.13用パッチ

patch httpd.c < httpd.c.patch
patch mount.c < mount.c.patch

ただし、「自分が使えればいいや」レベルでの修正なので、いろいろきちんと作っていない。
使用は自己責任で。

置時計のスタンド

棚の奧から「小田信二 ハットクロック」なる時計が発掘された。
これは、愛車カローラ・フィールダーを購入したときに、ディーラーから貰ったものだと思う。

背面には、壁掛け用のフックを入れるむぞと、置時計用の足を入れる溝がある。
しかしながら、置時計用の足を失くしていて、置時計として建てる事ができない。
がらくた箱をひっくり返せば出てくるかもしれないけれど、作った方が速そうなので、自作する事にする。

(途中経過を笑楽して…(^^;)組み立て完了。

置時計のスタンド

背面の溝に差し込んで立ててみると、こんな感じ。

置時計のスタンド

「木」のままではナンなので、黒に塗装する。

置時計のスタンド 置時計のスタンド

うん、これでいいでしょう。

置時計のスタンド

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