【2016年12月】

欠けた皿を修理

欠けてしまった皿を修理してみた。

欠けてしまった皿

この皿は、安売り店で50円くらいで購入したものなので、修理などしなくてもいいではないかと思うのだけれど、そこはビンボー人 ずんべ、修理をトライしてみる事にする。

欠けてしまった皿

以前に、ヒビが入ったマグカップを修理した事がある。

マグカップを修理

この時は、ちょっと大きめではあるけれどヒビだったので、エポキシ接着剤で埋める事ができたが、今回のような欠け方の場合も直せるだろうか。

エポキシ接着剤を準備。
本当はエポキシパテなんかを使うといいように思うのだけれど、手元にないので接着剤でトライする事にする。

エポキシ接着剤

欠けた部分にエポキシ接着剤を盛る。
「塗る」のではなく「盛る」。盛っておいて、後で削って成形する目論見だ。

エポキシ接着剤を盛る エポキシ接着剤を盛る

エポキシが硬化したら、サンドペーパーで磨く。
# 写真撮るの忘れた (^^;。

きれいに整形できたようだ。
左が修理前の状態、右が修理後の状態。
指で皿の周囲をなぞってみても、修理した部分がわからないくらいになった。

修理前の状態 修理後の状態

よしよし。

マウスのホイールを修理

ずんべ がメインで使っているPCのマウス「マイクロソフト マウス 4000」のホイールの調子がよくない。

マイクロソフト マウス 4000

ホイールを回しても、スムーズにスクロールしてくれない。
このマウス、実は既にホイール部分に巻かれていたゴムが失われているので、中で滑っているのかもしれない。

このマウスは既に5年近く使っているので買い換えてもいいのだけれど、そこは ビンボー人 ずんべ、やはり修理をトライしてみる事にする。

マウスを分解してみる。とりあえず、電池を抜く。

電池を抜く

マウスの裏のマウスソールを剥がすとネジがある。

マウスソールを剥がすとネジがある

ネジを外し、クリック部分のパーツを取り外す。

クリック部分のパーツを取り外す

更にネジ4本を取り外し、内部パーツを取り出す。
内部パーツを取り外す際、マウスの先端部分はツメで引っ掛かっているので、こじって外すのだが、外すときに「パキッ」と音がして、ツメが折れてしまわないかと、ちょっと怖い。

内部パーツを取り出す

続いて、ホイールを取り外してゴムを巻き直しなどをしなければならないか…と思ったのだけれど、どうも、思っていた構造と違う。
ホイールは、内部パーツのどこかに接触していて回転を検出するものだと思っていたのだけれど、よく構造を見てみると、回転は接触するセンサーではなく、光学のセンサーで回転を検出しているようだ。

光学センサー 光学センサー

ホイールを回してもスムーズにスクロールしないのは、LEDのところに埃が溜まって回転をうまく検出できないのが原因か。
埃を取り除き、分解した状態のまま電池を入れ、PCに接続してホイールを回してみると…おー! スムーズにスクロールした!

元通りに組み付けて修理完了!

修理完了!

おしおし、これでしばらく延命だ。

自転車のヘッドライトを修理

ずんべ が使っている自転車用のヘッドライト。キャットアイ HL-EL540。

うかつにも落としてしまい、壊してしまった。

壊してしまった

クリア・パーツにはツメが付いていて、本来であれば、本体に組み付けると、本体部分の穴にツメが引っ掛かって固定されるようになているが、このツメが折れてしまった。

壊してしまった

もう3年~4年くらい使っているので買い換えてもいいのだけれど、気に入っているライトだし、そこはビンボー人ずんべ、修理をトライしてみる事にする。

さて、どうやって修理するか。

とりあえず、ツメが折れてしまっているので、取り外しができるようにする事は諦めて固定する事にするが、エポキシ接着剤では接着面が小さすぎるのと、材質的に強力に接着できそうにない。
なので、金属のピンをクリア・パーツと本体に通して固定する事にする。

金属のピンで固定すると言っても、びっくりするほど大きな力が加わるわけではないので、ピンにはこれを使う事にする。ホッチキスの針だ。

金属のピン

針を一本ほぐし、まっすぐにする。

針を一本ほぐし、まっすぐにす

ドリルで穴を空けてピンを通すところなのだけれど、こんな細いドリルは持っていないので、熱を使って穴を空ける事にする。
どうするかと言うと…ピンをガスコンロで熱する!

ガスコンロで熱する

そして、熱のあるうちに「ブスッ」っと刺す!
これを、ピンを通せる4箇所で行う。

熱のあるうちに刺す 熱のあるうちに刺す

ピンを切り取り、ヤスリで整形して平面にする。

ピンを切り取り、ヤスリで整形する

更に、抜け防止と防水を兼ねて、エポキシ接着剤を塗り込む。

エポキシ接着剤を塗り込む

修理完了!

修理完了!

おしおし、これでもうしばらく延命だ。

知的財産管理技能検定3級

「知的財産管理技能検定3級」を取得してみた。

IP-l
知的財産管理技能検定

昨今は、著作権をはじめ、知的財産の管理がビジネスでは重要な要素になっているので取得してみた。

記憶に新しいところでは、東京オリンピックのエンブレムが盗用ではないかと話題になった。

東京オリンピック

直近では DeNA の WELQ で盗用などが発覚し、全記事を非公開にせざるを得ない状況に追い込まれている。

WELQ

一方で、Googleなどは、著作者の許可なく、タイトル、記事、画像、動画などを Google のサイト上で「無断で」使用しているが、まったく問題とされない。
たとえば画像の検索結果においては…

Google 検索結果

(1).著作者(ずんべ)に無断で【著作権そのものの侵害】
(2).自社(Google)のサイトで公開する事を目的に【頒布権の侵害】
(3).自社(Google)のサーバにコピーし【複製権の侵害】
(4).サムネイルなどを作成し【二次加工を行う=同一性保持権の侵害】
(5).商用で使用している【個人的使用、教育目的の使用、引用のいずれでもない】

もちろん私は、上記のいずれも Google に対して許可を与えていないし、そもそも許可を求められていない。文字通り、Googleは「無断で」私の著作物を使用しているという事である。
当然の事ながら、Google は単なる一民間企業に過ぎず、何か特別な権限が与えられている事もない。
どう考えても著作権侵害だと思うのだが、なぜか、まったく問題とされていない。
もちろん、私自身、Googleを利用しており、こちらから提供する情報を上回る情報を得ているので「黙認している」状況である事は理解しているが、「著作権」で捉えてシロかクロかなら、明らかにクロだと思う。
著作権の問題は、パクったりしてそれがバレると、これでもかと徹底的に叩かれる一方で、まったく問題視されない著作権侵害も存在するという、実に不思議な世界だ。

さて、資格の取得について。

試験の難易度で言うと、3級は飛ばして、2級からでも取れそうな気がするのだけれど、残念ながらこの資格は、実務経験があるか、下位の級を取得していなければ上位の級を受験できない事になっている。
ただし、実務経験は自己申告であり、特に証明書などの提出は必要なので、自己申告で実務経験ありとすれば、2級からでも受験できない事はない。しかし、正しくない申告をして合格しても、後で問題が出て資格を取り消されるのも嫌だし、まずは小手調べという事で、実務経験の必要がない3級から順当に取得する事にした。

まずは参考書を購入。
例によって、費用は1円でも安くしたいので、参考書も過去問題集も、できるだけ古本などで揃える。
参考書は2010年初版、過去問題集は2009年初版、2014年初版、2015年初版が手に入った。
参考書は少々古めだけど、過去問題集は直近数年が手に入ったので、まぁ、許容範囲でしょう。

参考書、過去問題集

例によって、まずは参考書をざっと読み、後はひたすら過去問題を解く。
過去問題は3周くらいやってみた。イケそうだ。

試験当日。

試験当日

試験はがんばって、手応えあり!
試験の翌日には、公式サイトに解答速報が公表される。
さっそく自己採点をしてみる。学科、実技とも83.33%、合格だ!

解答速報は主催者発表のものなので、合格は間違いないのだろうけど、合格発表の日に、一応確認してみる。
合格。(^^)

合格

おしおし。

主催者発表の合格率は、1016年7月実施のデータでは、3級は学科66.1%、実技59.8%と合格率は高い。
3級は比較的簡単な試験という事だ。

実施結果データ

次は2級にチャレンジしよう。

--

ちなみに ずんべ は「特許管理士」という民間資格も持っている。

NPO法人 発明知的財産研究会

この資格を取得したのは20年以上前で、当時は、今回合格した「知的財産管理技能検定」などという資格は存在せず、特許関連の資格と言うと、「弁理士」か「特許管理士」しかなかった。
弁理士を取得するのは敷居が高すぎるので、簡単に取得できる「特許管理士」を取得したのだが、ぶっちゃけ、資格商法と言えるシロモノと言える。
また、弁理士にしかできない特許出願の代理業務を「特許管理士」の資格取得者が行うなどの事件があったり、2000年頃には登録商標であった「特許管理士」は裁判で否定されて無効となるなど、いろいろ問題を抱えている資格でもある。
今回、「知的財産管理技能検定」に合格し、「知的財産管理技能士」になったので、「特許管理士」は、来年は更新せずにゴメンナサイかな。

--
2016/12/22 追記

合格証書が到着した。
この資格は、最近の資格には珍しく、合格証書のみでカードは無い。
カードも発行してほしいな。

合格証書

 

まとめページ:

LANカード交換で小ハマリ

LANカードの交換で小ハマリしたのでメモ。

サーバが、どうにも不安定だ。
ある時突然、サーバ上のファイルが開くことができなくなったり、RDPでも、コンソールからでも、sshでもログインできなくなったりする。
サーバ全体がフリーズした状態になってしまう。
しかし、しばらくすると復活して普通にアクセスできるようになり、またアクセスできなくなる。
正しくはフリーズではなく、操作が極端に遅くなる。
どうも、バックアップを実行している時に、発生しやすいように思える。

真っ先に疑ったのは、やはりディスク。

ディスクを検査する

ディスクに問題があれば異音が発生してそうだが、特に異音はないように思う。
非RAIDの内臓ディスクには、smartctl で S.M.A.R.T. を検査し、更に、CHKDSK で検査してみるが、問題は発見されない。
RAIDのディスクは、常時稼働している監視ツールで再確認、更にはディスクを取り外して smartctl で検査してみるが、問題は発見されない。
外付けのディスクは CHKDSK で検査してみるが、問題は発見されない。
この状態で稼働を再開すると、同じ症状に陥る。
ディスクに問題は無いようだ。
何が原因なのだ?

次に疑ったのは RAIDカード。

RRAIDカードを交換してみる

RAIDカードを交換し、リビルドを実行してみる。
この状態で稼働を再開すると、同じ症状に陥る。
RAIDカードに問題は無いようだ。
何が原因なのだ?

ここまでで一週間かかったが、まだ問題は解消しない。
ここまでで何回再起動をしたかわからない。
そして、ある時、再起動をかけたら起動できなくなってしまった。
Windows の起動中画面のまま進まない。

Windows の起動中画面のまま進まない

うわー、サーバの環境を壊してしまったか。ディスクのダメージが大きくなったか。
なんてこった!

しかし、セーフモードでの起動を試してみると、起動できる。
むむ、何が原因なのだ?

まてよ、この起動してこない状態、稼働中にフリーズしたようになる状況と同じじゃないか?
セーフモードはネットワーク無しで起動しているが、ネットワークありで起動すると、起動しない。
これだ! オンボードのLANインターフェースが故障したんだ!

オンボードのLANインターフェース

BIOSの設定でオンボードのLANインターフェースをオフにして、Windows を起動してみる。
起動した!

オンボードのLANインターフェースを修理するのは無理だと思うので、LANカードを増設する事にする。
ストックしてある部品から、BUFFALO LGY-PCI-TXD を掘り出してきて、サーバに取り付ける。

BUFFALO LGY-PCI-TXD

BUFFALO のサイトからドライバをダウンロードして、インストールする。
このLANカード、かなり骨董品だと思うのだけれど、驚くべき事に、Windows 10 にも対応しているらしい。
更に、現在でも販売しているようだ。すごいな。

LGY-PCI-TXD(BUFFALO直販)

さて、ネットワークの設定をすると…

エラー

がくっ。orz
なんやねん。
WEBで検索してみると、BIOSで無効化したLANインターフェースの情報が残っていて、このエラーが発生するらしい。
追加されたネットワークは「識別されていないネットワーク」となり、使用できない。

「識別されていないネットワーク

無効化したインターフェースを削除する必要があるようなのだが、コントロールパネルの「ネットワークと共有センター」を見ても、デバイス・マネージャで見ても、無効化したインターフェースは見えない。
どうやって削除すりゃいいわけ?

更にググる。あった。
なになに、環境変数をひとつ設定した状態でデバイス・マネージャを起動し、非表示のドライバを表示すると、無効化したLANインターフェースが見えるようになって、削除ができるって?
やってみよう。

コマンドプロンプトを起動し、コマンドをふたつ入力する。
環境変数「DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES」を設定した状態でデバイス・マネージャを起動するところがミソだ。

SET DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES=1
DEVMGMT.MSC

デバイス・マネージャが起動する。

デバイス・マネージャが起動する

「表示」メニュー → 「非表示のデバイスの表示」をポイントすると、おー、無効化したLANインターフェースがグレー表示で見えた!

無効化したLANインターフェースが見えた

無効化したLANインターフェースを削除する。

デバイスを削除する

ネットワークを再設定する。

ネットワークが識別された

はふぅ、無事、設定が通った。
しかし、LANカードの交換などは、普通にありそうな話なので、もう少し簡単に削除できるようにならないものなのだろうか。

クレジットカードのICチップ化

先日、クレジットカードの更新カードが届いた。

クレジット・カード

封筒からカードを取り出すと、何か違和感がある。何だろう?
カードの表面を触ってみると凸凹がない。
カードの表面の凸凹は、クレジットカードの番号、氏名、有効期限などを複写機タイプの器械で決済する際に写し取るためのもので、エンボス加工と言われる。
それが無いのだ。
日本国内の場合、複写機タイプの器械で決済する事はないであろうから、エンボス加工が無くても問題はないと言える。
しかし、たとえば海外に出かけた場合は、まだ複写機タイプの器械で決済する事もあるであろう。
近々に海外に行く予定は無いのだけれど、可能性はゼロではないので、エンボス加工のあるカードを発行してもらえるか、電話をかけて聞いてみた。

カード会社のカスタマーサポートに電話をしてみる。

お客様のカードは早期切り替えの対象になって…

ちょっと待て、早期切り替え? そんな事を依頼した覚えはないぞ。
確かに、これまで使っていたクレジットカードを見ると、有効期限に達していない。
どういう事?

お客様のカードは有効期限に達しておりませんが、国の方針で切り替え...

ちょっと待て、「国の方針」だって?
「国の方針」でクレジットカードが早期に切り替え?
どういう事?

はい、国の方針で、クレジットカードはICチップ切り替えが義務化されておりまして、今回、新しいカードを送らせて頂きました。

なんだってぇ?
クレジットカードのICチップ化が義務化されている?
確かに、 新しいカードを見るとICチップが埋め込まれている。
しかも、クレジットカードの更新年まで待たずに、有効期限が残っていても切り替えてしまおうという性急さだ。

ずんべは、マイナンバーカードを含め、ICチップ化される事を好んでいないので、念のため、エンボス加工あり+ICチップなし というカードが作れるか聞いてみた。答えは…

エンボス加工ありのカードはご準備できますが、ICチップなしのカードはご準備できません。

う~む、つまり、ICチップ搭載は必須で外せないという事だ。
現在の政府は、マイナンバーの法律を整備し、あらゆる情報をマイナンバーで結び付けようとしている。将来的にマイナンバーと銀行口座を結びつけることは表明されている。
クレジットカードのICチップ化を「国の方針」で進めるのが無関係であるはずがない。

ものすごく怖いと感じるのは ずんべ だけだろうか。
マイナンバーを政府が正しく活用してくれるなら、ずんべ としては、むしろ歓迎だ。
しかし、現状の政府の動きを見る限り、国民の利便性など、まったく念頭にないように見える。
過去のドイツ、過去のイタリア、過去のイラク、現在の北朝鮮...「国民が気付いた時には手遅れ」という状況にならない事を祈る限りである。

RAIDカードで小ハマリ

RAIDカードで小ハマリしたのでメモ。

AliexpressでRAIDカードを購入した。

RAIDカード
RAIDカード VIA6421

RAID 0 または RAID 1 を構成する事ができ、ATAポート×1、SATAポート×3、インターフェースはPCIバスという製品である。

商品が到着したので、さっそく取り付けて電源をオン。

RAIDカードを装着

が...RAIDカードのBIOS画面に入れない。orz

RAIDカードのBAIOS画面に入れない

何だよ、ちくしょう。

何か接続にミスなどで認識しない状況も考えられるので、RAIDカードのみを手元にある別のRAIDカードに交換して電源をオン。
うん、問題なくRAIDカードのBIOS画面に入れる。

RAIDカードに交換 RAIDカードに交換

うーむ、どうしたものか。
単に「品質の悪い Made in chaina 製品」という話なのだろうか。

このRAIDカードのチップセットは VIA6421 なのだけれど、VIAチップ用のWindows用ツールは、そのツールからRAIDを構成する事ができる。
もしかして、Windows上からなら認識できるという事なのだろうか。
やってみよう。

Windows 7 をクリーンインストール。

Windows 7 をクリーンインストール

一旦シャットダウンし、問題のRAIDカードを装着して Windows 7 を起動。
起動後にデバイス・マネージャを確認すると、VIA6421用のドライバが自動的にインストールされていた。

VIA6421用のドライバが自動的にインストールされていた

ドライバのバージョンは、マイクロソフト提供の 6.0.6000.6210。
念のため、RAIDカード提供会社の最新ドライバに更新する。ドライバのバージョンは 6.0.7600.6250 になった。

バージョン 6.0.6000.6210 バージョン 6.0.7600.6250

次に VIA V-RAID のツールをインストールし、念のため、再起動する。
VIA V-RAID のツールを起動すると…おぉ、RAID カードが認識されている!

RAID カードが認識されている

接続されているハードディスクも認識されている。
19.475GB のディスクが2台だ。

接続されているハードディスクも認識されている 接続されているハードディスクも認識されている

接続されているハードディスクも認識されている

VIA V-RAID のツールを操作して、RAID 0 を構成してみる。
できた!
1本の 38.23GB になった!

RAID 0 を構成 RAID 0 を構成

続いて RAID 1 を構成してみる。
できた!
1本の 19.11GB になった!

RAID 1 を構成 RAID 1 を構成

と、いう事で、RAIDカードそのものは動作した。

--

結局、このカードは、以下の様な構成になっていた。

・BIOSはない。
・ドライバは Windows 用のみ。
・RAID を構成するには、Windows 上にインストールしたツールから行う。

このカードは、Windows を起動しないと、RAIDカードと、接続されているディスクが認識できないという事になるので、おそらく、RAIDカードに接続したディスクからブートする事はできない仕様であると思われる。
また、OSを起動してからRAIDのディスクを接続するという事なので、ディスクはハードウェアで接続し、RAIDの管理はソフトウェアで行うという、「ハードウェアRAID」と「ソフトウェアRAID」のハイブリット的な構成のRAIDカードという事の様である。

前述の通り、このRAIDカードに接続したディスクからはブートできないので、データ用に接続したディスクの保護をメインに使用する廉価版RAIDカード、という事らしい。

RAIDカードのBIOS画面に入れなかった時は「だめじゃん」とか思ったけど、いろいろな仕様のカードが存在している事を知った。
なるほど、勉強になった。

ESXi上のゲストOSのパーティション操作

ESXi上で稼働させている仮想マシンのディスクが足りなくなってしまった。

ディスクが足りなくなってしまった

最初に仮想マシンを作成した時に、ディスク容量をケチったら、Cドライブがいっぱいになってしまい、残り389MB。Windows Updateにも失敗するようになってしまった。
昔なら、ディスクのパーティション分割をやり直して、OSを再インストールという状況なのだけれど、最近はパーティションの構成を編集できる便利なツールがあるので、これを利用してなんとかしてみる。

「コンピュータの管理」で見ると、現在のパーティションの構成は、こんな感じ。

パーティションの構成

仮想マシンのディスク容量は、ESXiの管理パネルである VMWare vSphere Client を操作して増やすことができる。
40GB→60GBと、20GBを追加した。

20GBを追加 20GBを追加

再び「コンピュータの管理」で見ると、現在のパーティションは、こんな感じになる。

パーティションの構成

追加した20GBは末尾にある。
増やしたいドライブはCドライブなのだが、パーティションが連続していないと結合(拡張)できないので、この状態では、追加20GBをCドライブに追加する事ができない。
Dドライブを末尾に移動して、すなわち、以下の様な状態にする必要がある。

パーティションを移動する

このパーティションの移動は、以下のツールで行う事にする。

EASEUS Partition Master

しかし、ひとつ問題がある。
このツールはインストールが必要なのだけれど、現在稼働中のこの仮想マシンにインストールしたくない(余計なソフトウェアをインストールしたくない)。
かといって、ディスクは仮想なので、物理ディスクのように、他のハードにディスクを接続するというわけにはいかない。
どうするか。

考える。
考える。
考える。
ちーん。

物理ディスクと同じ様に、仮想ディスクを他の仮想ハードに接続すればいんじゃないのか。
そして、他の仮想ハードにツールをインストールして、接続した仮想ディスクのパーティションを操作すればいいのではないか。
やってみよう。
問題の仮想マシンをパワーオフした上で、VMWare vSphere Client で、問題の仮想マシンに接続されている仮想ディスクを、他の仮想ハードに接続する。

仮想ディスクを他の仮想ハードに接続する

仮想ディスクを他の仮想ハードに接続する 仮想ディスクを他の仮想ハードに接続する 仮想ディスクを他の仮想ハードに接続する 仮想ディスクを他の仮想ハードに接続する 仮想ディスクを他の仮想ハードに接続する

仮想ディスクを他の仮想ハードに接続する

他の仮想ハードを起動し、「コンピュータの管理」で見ると、こんな感じになる。

パーティションを移動する

Partition Master Free を起動し、Gドライブを末尾に移動する。

Gドライブを末尾に移動する Gドライブを末尾に移動する

続いて、Fドライブと未割り当て領域をを結合(Fドライブを拡張)する。

Fドライブを拡張する Fドライブを拡張する

変更を反映する。

変更を反映する

「コンピュータの管理」で確認する。
バッチリだ。

パーティションの構成

他の仮想マシンから、仮想ディスクを切り離す。

仮想ディスクを切り離す 仮想ディスクを切り離す

問題の仮想マシンを起動し、エクスプローラで確認する。

エクスプローラで確認する

無事、Cドライブが拡張され、Cドライブのディスク領域に余裕ができた。
Windows Update も成功。
よしよし。

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