Windows 10 が正式にリリースされた。
ESXi環境上に Windows 10 環境を構築して動かしてみた。
MSDNのサブスクライバ・ダウンロードから Windows 10 のISOイメージをダウンロードし、ESXi環境にコピー。インストールを開始する。
インストールはあっという間に完了する。
ずっと機能が少なかった Wiondows 95 などの古いOSの方がインストールはめんどくさい。
Windows 10 を起動。
操作性は Windows 8、Windows 8.1 と大差ないが、不評だったスタート画面が無くなり、スタートメニューが復活していた。
もっとも、ずんべ の場合、起動時はスタート画面を表示せずにデスクトップを表示させているし、よく使用するアプリはデスクトップかタスクバーにピン留めしておいて、そこから起動させているので、スタート画面を表示させることはほとんどない。従って、現状は、スタートメニューもあまり使わないだろうなぁ、という感じか。
まぁ、しかし、ずんべ のPCのOSは8.1で、そのままアップグレードする予定はない。
おそらく、PCが故障するとか、特別な理由がない限り、サポート終了の2023年まで引っ張るだろうな。
「日本標準産業分類」というものがある。
ずんべ の仕事はソフトウェア開発なのだが、「ソフトウェア開発」は、日本標準産業分類によれば、なぜか「情報通信業」に分類されている。
G - 情報通信業37 - 通信業
ソフトウェア開発は、確かに「情報を処理」する。
しかし、あくまでも、「情報を処理」するのであって、情報そのものを取り扱う事が生業ではない。
ソフトウェア開発は、ソフトウェアを製造し、販売する事が生業である。
ソフトウェア会社は、ソフトウェアを販売する事によって収益を得るが、製造されたソフトウェアを購入した会社が、そのソフトウェアを使って収益を得ても、ソフトウェア会社は何らの収益も得られない。
つまり、情報そのものは、ソフトウェア会社の生業とはならない。
トヨタ自動車をはじめ、自動車を製造する業種でも考え方は同じである。
自動車会社は、自動車を販売する事によって収益を得るが、製造された自動車を購入した会社が、その自動車を使って収益を得ても、自動車会社は何らの収益も得られない。
従って、運送業者が自動車を使っているからと言って、自動車会社は運送業には分類されない。
ヤマハをはじめ、音楽機器を製造する業種でも考え方は同じである。
音楽機器会社は、音楽機器を販売する事によって収益を得るが、製造された音楽機器を購入した会社が、その音楽機器を使って収益を得ても、音楽機器会社は何らの収益も得られない。
従って、作曲家が音楽機器を使っているからと言って、音楽機器会社は専門サービス業(著述・芸術家業)には分類されない。
お役所は、「情報」と「情報処理」を完全に混同している。
カテゴリ「情報通信業」には、テレビ局や新聞社などが含まれるが、テレビ局や新聞社が取扱う「情報」と、ソフトウェアが取り扱う「情報」は、まったく意味が違う。
テレビ局や新聞社が取り扱う「情報」とは、「Information」や「News」である。
ソフトウェアが取り扱う「情報」とは、「Data」である。
ソフトウェアは、「情報(Data)」を処理するが、「情報(Information、News)」を扱うわけではない。
同じ「情報」という日本語であっても、意味はまったく違う。
ソフトウェア開発は「製造業」に分類されるべきだ。
「テレビ東京開局50周年 ドラマスペシャル 永遠の0」を観た。
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あ
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か
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放送当時に視聴していたのだけれど、録画しておいたものを再視聴。
3話で構成され、映画版よりも詳しく映像化されている。
特に宮部と大石の関係、特攻に出撃する時の状況が細かく映像化されている。
書籍を読んだ時には、「宮部はどうして特攻に行ったのか」がわからなかった。
映画版を観た時には、少し理解できた気がした。
しかし、このテレビ版を観て、はっきりわかった。
宮部は「自分だけが生き残る」事が耐えられなかったのだ。
直掩機は、特攻機を守るために出撃する。
戦闘機である限り、敵機を撃墜する事が任務であるが、直掩機の最大の任務は特攻機を守る事だ。
特攻機を守り、敵艦船に突入させることが任務だ。自分が盾になって撃墜されてでも、特攻機を守る。
しかし宮部は、自身が生きて帰るためには、盾になることはできない。
自分の命を捨ててまで特攻機を守る事ができないが、守る事ができなかった特攻機は、宮部の目の前で火を噴きながら落ちていく。
特攻に志願しない宮部は、何度も何度も葛藤の中で生き残るが、遂に耐えられなくなり、特攻に志願したのであろう。
よい作品だと思う。
「Q&A」を読んだ。
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インタビュー形式で話が進行するという構成はおもしろい。
質問する人はひとりではなく、答える人もひとりではない。
質問する側だった人が答える場面もある。
それぞれがどう絡んでくるのだろう、ラストが楽しみだ。
が…。
あれ?
え?
なに?
それで?
事故の原因は「推測の域を出ない」レベルで示されたけど、特段にオチでも何でもない。ここで書いてしまってもネタバレにもならない話。
ラストは、なぜか新興宗教の分裂話。何でこれがラスト?
万引きをしていた老夫婦の話は?
犬がひとつの方向を向いて吠えてた話は?
施設内で携帯が繋がらない場所がある話は?
タクシードライバーが殺された話は?
ぜんぶ部本編とはまったく関係ない、都市伝説ってオチ?
ん~?
何これ?
「オレたち花のバブル組」を読んだ。
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うん、おもしろい。
金融検査が迫る中、運用損を出して青色吐息の会社を押し付けられ、のたうち回る半沢直樹。
あらゆる状況が劣性の中、情報を集め、作戦を練り、嘘をついている奴を追い詰め、逆転していく。
リアルな世界では、まず逆転不可能だろうなぁ…とは思いながら、やはり、半沢直樹が逆転していく様は気持ちがいい。
「ターミネーター: 新起動/ジェニシス」を観た。
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久しぶりに映画館に足を運んだ。
ターミネーターの最新作、どんなものか。
これまでのターミネーターで積み上げた、サラ・コナーを守るという基本ラインが完全にリセットされ、まったく新しい物語として進行していく。パラドックスのオンパレードで、頭の中が整理つかない。(^^;
T2では強敵だったT-1000も登場するが、旧式のT-800が、あっという間に葬り去ってしまう。
これまでの作品では、対抗できない強力な敵を相手に戦い、恐怖の連続だったが、今回の作品ではそれがない。
T1では、人間では対抗できないアンドロイド、T-800 が敵。
圧倒的な強さで、倒しても倒しても襲ってくる。
T2では、液体金属の T-1000 が敵。
T-800 ではまったく歯が立たず、防戦一方だったが、溶鉱炉に落として、なんとか勝った。
T3では、更に強力な T-X が敵。
味方のターミネーターは新型の T-850 になったが、やはり、まったく歯が立たず、防戦一方。最後は自爆で、なんとかドロー。
T4では、再び T-800 が敵。
カイル・リースとマーカス・ライトが協力して戦い、なんとか倒したが、カイル・リースは心臓を貫かれ、マーカス・ライトの心臓を移植する事となってしまったので、勝ったとは言えない。
今回も新型ターミネーターは登場するが、まったく対抗できないほど強力な敵ではなく、T-800 が自前で作った武器を持つことで対抗できるレベルで、それほどの強さは感じない。
これまでのシリーズでは、迫りくる強力なアンドロイドと戦うという、圧倒的な恐怖感を感じながら物語が進行する。敵のアンドロイドは倒しても倒しても復活し、決して諦めることなく、どこまでも追ってくる。
しかし、今回の作品では、敵に圧倒的な強さはない。ラストでも、新型ターミネーターは、いとも簡単に旧式の T-800 に押さえ込まれてしまった。今回の作品では、最初から最後まで恐怖は感じなかった。
また、「ターミネーターが笑う」シーンも、どうにも、中途半端な感じが…。
T2以降で何度か登場するシーンだけれど、今回の作品で必要だろうか。そもそも、今回登場する T-800 は、サラが9歳の頃から一緒にいるという設定で、かなり長い時間一緒にいるのに、本編中でサラが言う「人間性を教育中なの」という言葉も、今更という気がする。
また、この記事の冒頭の画像のシーンでも、「ヨロシクな」と言うなど、本編のところどころでターミネーターはジョークを言う。しかし、T2で言った「地獄で会おうぜベイビー」などのように、物語の伏線として出るセリフではなく、今回の作品では何らの伏線もなく、単にオヤジギャグを連発しているだけのように思える。
今回登場する T-800 が人間性を持っている事は、笑うシーンやギャグがなくても十分伝わるので、これらのシーンは、ちょっと余計な気がしてならない。
今回の作品は「新起動」で、これまでのシリーズからの縛りから決別し、別の方向性を模索しているのかな。
3部作らしいので、今後の展開に期待したい。
「秘書検定2級」を取得してみた。
秘書検定は、「1級」「準1級」は試験科目に実技があるが、「2級」「3級」はペーパーのみ。
実技試験は練習する場所も相手もいないので、実技試験のない「2級」または「3級」を狙う。
どちらを受けようか迷ったのだけれど、問題をざっと読んでみたが、それほど難しくなさそうなので、「3級」は飛ばして「2級」を受けてみる事にする。
参考書と問題集を購入。
とりあえず参考書をざっと読み、その後、問題集を解いていく。
問題集で間違えた時は、参考書に戻ってチェック。
3巡ほど問題集をやって、とりあえず「イケそうだ」という感触は得られた。
が…実は、参考書も問題集も、どちらも古本屋で購入したので、最新版ではなく2010年度版で勉強した。
2011年度以降の問題もやってみたいので、インターネット上で公開されている問題を探して解いてみるが、いい感じで解けた。これならイケそうだ。
さて、試験当日。
試験会場に行って席に着くと、周りは若い女性だらけ。
オヤジは私ひとりだ。
浮きまくり。(^^;
試験はがんばって、手応えあり!
合否発表が楽しみだ。
で…合否発表。
無事合格!
うっし!
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ところで、過去問題で、納得いかない問題もある。
たとえば、以下のような問題。
次は秘書A子が上司(山田部長)から、「電話口に相手を呼び出してもらいたい」と言われたときの呼び出し方である。中から不適当と思われるものを一つ選びなさい。
この問題の正解は「2)」である。
理由は「上位職の人を電話口で待たせてはいけない」ため。
それはそうなのであろうけれど、ずんべ は「3)」も不適当だと思う。
理由は「こちらが電話を代わっている最中に、相手が先に代わってしまう可能性がある」ため。こちらが電話を代わるためにドタバタしている時に、相手が電話に出てしまうのが適切とは思えない。
こんな問題もある。
次は秘書A子が、話を聞くときに心掛けている事である。中から不適当と思われるものを一つ選びなさい。
この問題の正解は「4)」である。
理由は「同じような話でも、最後が違うかもしれないので、最後まで聞くべき」であるため。
それはそうなのであろうけれど、ずんべ は「2)」も不適当だと思う。
理由は「分らないものは、はっきり分らないと言い、さりげなくではなく、きちんと聞く必要がある」と思うため。
まぁ、合格したんだからいいや。(^^;
■2018/08/31 追記
実務技能検定協会の発表によると、今回受験した秘書検定の受験者状況は以下の通りだった。
ずんべ が受けた「2級」の合格率は67.4%。
簡単な部類に入る資格なのかな。
次の資格も頑張ろう。
「リアル鬼ごっこ」を読んだ。
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タ
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あ
る
か
も
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これまでにない発想の作品でおもしろい。
この作品は、現実離れした作品のように思えるけれど、わずか数十年前には同じ事があった事を忘れてはなりません。
ドイツのユダヤ人迫害や、日本の特高警察、戦争中などでは大量虐殺の話はいくらでもあります。
どの事例でも何らかの大義名分の元に行われた事ではあるけれど、多くの場合、狂気の指導者の命令によって、多くの罪のない人々が殺されました。
この作品は、娯楽作品として書かれていますが、人間の狂気の歴史を描いたもののように感じました。
いや、考え過ぎてはいけませんね。
「コールドゲーム」を読んだ。
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タ
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あ
る
か
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「イジメ」は、被害者側には深く重い傷を残すが、加害者側はほとんど記憶にもないという残酷な現実を深く抉っている作品だと思う。
しかし、物語は軽めのノ リで進行する。重く狂った狂気の描写はラストにしか現れない。
しかし、物語全体が重く狂った狂気の世界では、小説として成り立たないか。
この作品を読んで いる時にも、イジメによる自殺、イジメによる死亡記事が次々と報道される。
いろいろ考えさせられる作品だった。