【2024年3月】

フック・キャップ

スケールを手に入れた。
モノとしてはキッチン用なのだけれど、オフィスで郵送物の重さを測る用に手に入れた。

スケール

これまでは、郵便局の何かのキャンペーンで貰った、ポストマンスケールを使っていた。

ポストマンスケール

オフィスから送る封書では、たいていは定型25g以内に収まるので、ほぼほぼ、このポストマンスケールで問題は無かったのだけれど、100gを超える定形外の発送がちょいちょいあるので、このスケールを手に入れた。

こういったスケールは面積が大きく、けっこう収納に困る。
そこで、フック(モノとしては、ケーブルを固定するやつ)を使って、掛けておくことにした。
メーカーも分かっているようで、スケールの背面には、掛けるための切り欠きがある。

フック フック

こんな感じに掛ける。

こんな感じに掛ける

これはこれでOKなのだけれど、手元にあるフックが、上の写真のような金属のものしかなく、細かいところだけれど、掛けたり、外したりしている間に、スケール側がキズキズになってしまうような気がする。

そこで、フック側にキャップをかぶせる事にした。
と、言っても、ぴったり合うキャップはない。
例によって、がらくた箱をひっくり返してみる。
探す...
探す...
探す...
あった!
リモコンのボタンに使われているラバーだ。

リモコンのボタンに使われているラバー

フックに合いそうなボタンを切り出す。

掛ける

切り込みを入れる。

切り込みを入れる 切り込みを入れる

フックに被せる。

フックに被せる

完成!

完成!

これでヨシ!

ハサミの切れ味を復活させる

どこのご家庭にもあるハサミ。

ハサミ

使っていれば、もちろん、切れ味が悪くなってくる。
多くの場合、センターのカシメ部分が緩んできて、きっちり挟めなくなって、ビニールなど、薄くてコシのないものが切れなくなってくる。

まずは研ぎ石などで研いでみるけど、たいていは、刃と刃の間に隙間ができていて切れなくなっている状態なので、刃そのものを研いでも切れ味はふっかちしない場合が多い。

次はセンターのカシメ直しだけれど、これはなかなか難しい。
カシメ直すと言っても、強い力でセンターを押し付けるプレスなどの機材がない。
カナヅチなどでセンターを叩くという事も考えられるけれど、これで成功した事はない。

そこで、今回は、少し変わった方法で切れ味の復活をトライしてみる。

それは、「刃を曲げる」という方法だ。

具体的には、この写真の様に、ペンチで刃を曲げるという力業。
ペンチを使って、内側に向けてグイっと力をかける。

この時、ペンチで挟んでいない刃の持ち手を机に付けないように注意する。
センターのカシメ部分に負荷をかけると、更にカシメが緩んでしまったり、最悪の場合、カシメが折れる危険がある。

反対側も同じように、、内側に向けてグイっと力をかける。

ビニールを切ってみる。
ちょっと固めのものを切ってみる。
うん、スパっと切れた。

柔らかめのものも切ってみる。
うん、こちらもスパっと切れた。

とりあえず、これでいいでしょう。
しばらく使ってみる。

便利ツール – Outlookで検索結果のメールのフォルダを調べる

私はメーラーに、Microsoft Office の Outlook を使用している。

Microsoft Office Outlook

この Outlook で、以下の不満がある。

Outlook上で検索を行い、検索結果として一覧されたメールアイテムが、どのフォルダに格納されているかが分からない。

特定のフォルダ上で検索を行う場合はそれでよいが、「すべてのメールボックス」を対象に検索した場合など、検索結果には表示されるけれど、その前後のメールを読みたいとか、どのプロジェクトのメールなのか、検索結果からはわからない。

ビューの設定で「フォルダ」列を追加すれば、そのメールアイテムの直上のフォルダ名はわかる。しかし、パスは分からない。
たとえば、プロジェクトごとにフォルダを分け、更にそのプロジェクト配下にサブフォルダを作って管理していたりすると、そのサブフォルダ名までしかわからないので、どのプロジェクトのサブフォルダなのかが分からない。

すなわち、以下のような構成にしていると、メールアイテムが「やりとり」「メモ」「アクセス情報」に格納されていることは分かるけれど、どのプロジェクトに格納されているのかは分からない。

+プロジェクト①
  +やりとり
  +メモ
  +アクセス情報
+プロジェクト②
  +やりとり
  +メモ
  +アクセス情報
+プロジェクト③
  +やりとり
  +メモ
  +アクセス情報

検索でヒットしたメールアイテムの前後のメールを読みたくても、関連情報を調べたくても、調べたいフォルダにアクセスできないのである。

そこで、選択したメールアイテムから親フォルダを探索し、パスを求めて表示するマクロを作ってみた。
こちら。

Option Explicit

'
'   選択されているメールアイテムのパスを取得する。
'
Sub FindMailItemTree()

    Dim strAllPath                  As String
    Dim objSelect                   As Outlook.Selection
    Dim lngItem                     As Long
    
    '   パス一覧をクリアする。
    strAllPath = ""
    
    '   選択されているアイテムを取得する。
    Set objSelect = Outlook.Application.ActiveExplorer.Selection
    
    If objSelect.Count <= 0 Then
        Call MsgBox("メールアイテムを選択してください。")
        Exit Sub
    End If
    
    '   選択されているアイテムを走査する。
    For lngItem = 1 To objSelect.Count Step 1
    
        Dim strPath                     As String
        Dim objItem                     As Object
    
        '   パスをクリアする。
        strPath = ""
    
        '   アイテムを取得する。
        Set objItem = objSelect.Item(lngItem)
        
        '   パスを走査する。
        Do While True

            Dim strName As String

            '   アイテムの名前を取得する。
            Select Case UCase(TypeName(objItem))
            
            '   メールアイテム?
            Case UCase("MailItem")
                strName = "【" & objItem.Subject & "】"
            
            '   フォルダ?
            Case UCase("MAPIFolder")
                strName = objItem.Name
            
            '   上記以外
            '   終了する。
            Case Else
                Exit Do
            
            End Select

            '   パスに名前を追加する。
            If strPath <> "" Then
                strPath = "\" & strPath
            End If
            strPath = strName & strPath

            '   親アイテムを取得する。
            Set objItem = objItem.Parent

        Loop
    
        '   パス一覧に追加する。
        strAllPath = strAllPath & strPath & vbCrLf & vbCrLf
    
    Next lngItem
    
    '   パス一覧を表示する。
    Call MsgBox(strAllPath)
  
End Sub

このマクロをOutlookに登録し、メールアイテムを選択して実行すると、そのメールアイテムのパスが、たとえば、以下の様に表示される。

プロジェクト①\やりとり\【メールの表題】

このマクロでは、パスの表示のみを行っているが、フォルダが取得されている状態で以下の様にすれば、そのフォルダを開く事もできると思う。

Call objItem.Display()

このプログラムは自由に使って頂いて構いませんが、自己責任でお願いします。

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