【2018年7月】

天空の救命室:航空自衛隊航空機動衛生隊

「天空の救命室:航空自衛隊航空機動衛生隊」を読んだ。



むむむ、ちょっと思っていた内容と違った。
航空機動隊が飛行機で飛び回って活躍する話がメインで、飛行機の中での物語を中心に話が進むと思っていたのだけれど、地上での物語が多かった。まぁ、航空機動隊の隊員の物語なので、別に外れているとは思わないけれど、タイトルにも「天空」と付いているので、機上での物語を期待してしまった。

物語は、ゴリゴリの「救命」話ではなく、有川浩ばりの恋愛話がたくさん出てくる。
登場人物のキャラクターもいろいろで、おもしろい。
ずんべ が住む名古屋市近辺を中心とした物語というのも親近感が持てる。

ただ、物語中、一点気になった描写がっあった。
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除細動装置、いわゆるデンキショックの準備だ。
通電すると、患者の身体が反って跳ねる。
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いやいや、除細動器はデンキショックを与える機械だが、目的は心臓を止める事であって、心臓を蘇生させる事ではない。
細かいところだけど、ちょっと気になった。

しかし、全体としてはマル。
おもしろかった。

止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記

「止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」を読んだ。



自身の意思とは関係なくオウムに呑み込まれ、利用され、迫害を受け、おそらく常に監視され、たいへんな人生だと思う。同情はする。
しかし、親が犯罪者でも、子どもが犯罪者でも、兄弟が犯罪者でも、その親類が悲惨な状況になる事は、残念ながら仕方がない。特にオウムの場合、幹部や実行犯だけに留まらず、組織として行動を起こす可能性がある以上、たとえ本人が「私は関係ない」と言っても、そう簡単に受け入れられないのは当然だと言える。
かわいそうだとは思うが、頑張って逆境を跳ね返し、生きていってほしいと思う。

棚扉の合わせ調整

棚扉の合わせ調整をやってみた。
コンロ下の棚扉の合わせがひどくずれているので、これを調整してみる。

ずれている棚扉 ずれている棚扉

蝶番のネジを外し、左右にずらして調整し、ぴったりになる位置を探す。

ぴったりになる位置を探す ぴったりになる位置を探す

ぴったりになる位置が見つかったら、ドアキャッチの位置を調整する。

ドアキャッチの位置を調整する

蝶番を固定する。

蝶番を固定する

完成!

完成! 完成!

バッチリだ。(^^)

EPSON PM-A920 ニコイチ修理

プリンタ EPSON PM-A920 が故障してしまった。

プリンターエラーが発生しました。

プリンタ内部のセンサーがエラーを検出するなどすると、このエラーが発生し、電源オフ以外の操作を受け付けなくなってしまう。
エラーが発生しているセンサーを探して問題を解消すれば解消するが、このプリンタは、既にメーカー修理は受け付けられていないので、基本的に修理は難しい。
しかし、ストックしているインクが多数あるし、使い慣れているので何とかしたい。

そこで、ヤフオクで中古のPM-A920を探してみる事にした。
このエラーが発生するようになったものとか、廃インクのエラーが出ているものとか、ジャンク品はたくさん出品されているものの、正常に動作し、かつ、初期保証が付いているものというのは、なかなか出品されない。
稀に「これは!」という商品が出品されるのだけれど、数万円まで落札価格が上がってしまうので、手が出ない。

気長にウォッチしていたところ、「これは!」という商品が出品された。

出品者曰く、動作確認済みで、初期保証あり!

動作確認済みで、初期保証あり!

出品期間はわずか1日間で、競合相手が少ない可能性大!

出品期間はわずか1日間

出品者の評価も申し分ない!

出品者の評価も申し分ない

さっそく落札をかける。
目論み通り、競合する落札者は現れず、無事、一番札で落札に成功!

落札に成功!

購入したプリンタが送られてきたので、さっそく設置し、動作確認を行った。
が...問題が発生した。
「CDガイド開閉」ボタンを押したところ、CDトレイが出てくるのだが、ジャム! (T_T)
電源を入れると、ジャムしたCDトレイを引き込もうとするのだが、引き込めずに「プリンタエラーが発生しました。」に陥り、操作不能になってしまった。(T_T)

これはダメだ、という事で、出品者に対して返品を求めたところ、「初期保証有り」を謳っている事もあり、返品は了解された。

ただ、一応、復旧をトライしてみる。
電源のオンオフを繰り返しながら、手で押すなどし、1時間ほどかけて、トレイを収納したところ、プリンタの起動に成功。
プリンタが起動した状態で、印刷、スキャン、SDカードなど、CDトレイ以外の機能は動作した。
CDトレイを使いたい状況もあるけれど、CDトレイ以外の機能は問題なさそうだ。
そこで、出品者に対して、値引きを求めてみる事にした。ひとたびエラーの状態になると、復旧に1時間以上かかるし、必ずしも復旧できるとは限らないので、リスクも大きいが、落札価格5,980円を、2,000円まで値引き(67%オフ)してほしいと連絡してみた。
出品者の回答は了承。

と、言う事で、一部故障のPM-A920を、本体2,000円+送料1,922円、合計3,922円で手に入れた。

さて、ここからが本題。

プリンタは正式に私の所有物になったので、自己責任で修理をトライしてみる事にした。

手元には、もともと持っていた、「プリンタエラーが発生しました。」で動かないPM-A920がある。
このプリンタは、このエラーが発生する前までは、CDトレイは動作していた。
そこで、このプリンタのCDトレイを移植してみる事にした。

今回購入したプリンタから、CDトレイを取り外してみる。
確認すると、右サイドのスプリングがおかしいようだ。
左サイドはきちんと取り付けられているように見える。これが原因か。

CDトレイ 左サイド CDトレイ 右サイド

元々のプリンタからCDトレイを取り外してみたところ、左右とも正しくスプリングが取り付けられていたので、これを今回購入したプリンタに取り付けてみる。
結果、無事、トレイの開閉に成功!

3,922円+ニコイチで、PM-A920が復活!
これでしばらく使ってみる。(^^)

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以下、PM-A920を使っていて、同じくCDトレイがジャムって「プリンタエラーが発生しました。」となっている方のために、「CDトレイ」を使わない前提での対処方法を書いておく。

CDトレイがジャムってしまうと、PM-A920は、起動時にCDトレイを戻そうとして失敗し、「プリンタエラーが発生しました。」となってしまい、操作不能になる。
しかしながら、PM-A920に対して「CDトレイは収納されている」と教える事ができれば(騙す事ができれば)エラーを回避してプリンタを起動する事ができる。
その「CDトレイは収納されている」センサーは、ここにある。

「CDトレイは収納されている」センサー

写真は、CDトレイを取り外した開口部の右側。
CDトレイを動かす画車の左に、小さな白い棒があるが、これが上下に動く。
下にある場合(写真の状態の場合)は、CDトレイが出ている状態。
上にある場合は、CDトレイが収納されている状態。
従って、これを上に動かしてテープなどで固定しておけば、PM-A920は「CDトレイは収納されている」と認識するので、プリンタを起動した時、CDトレイを動かすことなく起動し、プリンタが使えるようになる。

CDトレイがジャムしてPM-A920が起動せずに困っていく方は、お試しあれ。

掟上今日子の備忘録

「掟上今日子の備忘録」を読んだ。



テレビドラマを先に観て、「お♪ なかなかおもしろいじゃん!」と言う事で、図書館で予約して借りてみた。
登場人物のキャラクターは、原作とテレビドラマで微妙に違うというところにギャップを感じながらも、おもしろく読む事ができた。
ツッコミどころはたくさんある(寝れば忘れてしまう事が分かっているなら、エコーダで記録しながら行動するとか、いろいろ方法あるやろ、みたいな根本的なところとか)けれど、エンタテイメントな作品としては、とても楽しい作品だった。

シリーズも読んでみるかな。

車のランプをLED化(その7)

このエピソードの続き。

車のランプをLED化
車のランプをLED化(その2)
車のランプをLED化(その3)
車のランプをLED化(その4)
車のランプをLED化(その5)
車のランプをLED化(その6)

これらのLED化で失敗していたストップランプのLED化をリトライした。

LEDストップランプ

最初の交換作業では、LED電球に極性がある事を知らず、LED電球の選択ミスで失敗。

次の交換作業では、LED電球の交換はでき、テールランプもストップランプも点灯したけれど、インパネの警告灯が点灯し、ABSも効かなくなってしまって、失敗。

警告灯が点灯

今回は、インパネの警告灯が点灯しない様にLED化をして、ABSもきちんと動作するようにしてみる。

常套手段としては、ストップランプの回路にメタルクラッド抵抗を挟み込む方法があるが…

これは、消費電力が25Wと大きく、これを取り付けるのは本末転倒。
これを取り付けるなら、白熱電球のままでいい。
この抵抗を使わず、手元にあるものだけでなんとかならないだろうか。

う~んと悩んで、閃いた。

要は「電球が付いている」と、車の制御回路を騙せればいいのであるから、制御回路を騙せるだけの最小限の電力を消費する電球を挟み込むというのはどうだろうか。
発想としては、前述のメタルクラッド抵抗を挟み込むのと同じようなものであるが、消費される電力を最小限にでき、手元にある部品だけでなんとかできそうだ。
と、いう事で、この方法でテール/ストップランプのLED化をトライしてみる事にする。

事前に調査してみると、ずんべ の愛車(カローラ・フィールダー)の場合、次の要件でいけそうだ。

(1).左右どちらかで、4W程度の電力を消費させればよい。
(2).テールランプ点灯時、ストップランプ点灯時に、それぞれで独立して電力が消費されればよい。

これらを満たす回路を作って、テール/ストップランプの回路に挟み込む事にする。

電球は、これを使う事にする。
T10 12V 5Wを2個(テールランプ用、ストップランプ用)。
この電球は「車のランプをLED化(その3)」で、番号灯から取り外したっもの。

DSC_0041

ソケットはこれを使う。
このソケットは、本来、インパネの裏側からパチッと取り付けるためのソケットで、結線用の電線が付いていないのだけれど、手元にたくさんあるので、これを加工して使う事にする。

T10 12V 5W

両縁に電線を通せるように、金具の下の部分を削る。

金具の下の部分を削る

この部分に電線を這わせて、接点部分に電線をハンダ付けする。

接点部分に電線をハンダ付けする

結束バンドで電線を固定する。

結束バンドで電線を固定する

同じものをもう1個作成した上で、マイナス側を一本にして結合する。

同じものを2個作製した上で、マイナス側を一本にして結合する

T10電球を取り付けるとこんな感じ。

T10電球を取り付ける

念のため、点灯テストをする。OK。

点灯テストをする

車に取り付ける。
車側の配線を切るなどは避けたいので、結線にはUコネクターを使う事にする。
電線2本をUコネクタに食わせて、ペンチで挟んでUエレメントを押し込むと結線できる。被覆を剥く作業やハンダ付け作業が必要がない。便利だ。

Uコネクタ

Uコネクタを使って結線したところ。

車に取り付ける

写真ではわかりにくいけれど、結線は以下の通り。

結線

エンジンを始動して、実際に走ってみる。
警告灯は点灯しない。OK。

警告灯は点灯しない

車を安全な場所に移動した上で、加速して急ブレーキ!
ガガガガッ!っとABSが効いた。OK。

これでヨシ!

消費電力は、計算上、以下のようになる。
ただし、LED電球の消費電力は無視し、白熱電球のみを足し算している。

(a).スモール点灯
10W (5W×2)5W
50%削減

(b).ブレーキ点灯
42W (21W×2)5W
88%削減

(c).スモール+ブレーキ点灯
52W ((21W+5W)×2)10W (5W+5W)
81%削減

抵抗の代わりに白熱球を使うという強引な技で、完全LED化とはならなかったけれど、それなりに消費電力は削減できたので、これでいい事にする。

一連記事:

ミグー25ソ連脱出―ベレンコは、なぜ祖国を見捨てたか

「ミグー25ソ連脱出―ベレンコは、なぜ祖国を見捨てたか」を読んだ。



ミグ25の函館強行着陸事件は、ずんべ が小学校低学年の頃の話なので、その事件そのものの記憶はないが、プラモデルが好きだった ずんべ は、模型雑誌で函館のカバーが被せられたミグ25のジオラマが鮮明に記憶に残っている。

ミグ25は、チタン合金はほとんど使われておらず、電子装置も真空管が使われていると聞いていて、西側の戦闘機と比較して、さまざまな技術面で、かなり遅れていると思っていたのだけれど、この書籍を読んで考えが変わった。
チタン合金が使われておらず、真空管が使われているなど、技術的に遅れていたとしても、当時のソ連軍がミグ25に求めていた性能である、超高高度を飛来する高速偵察機/高速爆撃機を迎撃できる性能を実現したという点は、技術者の努力の賜物なのだろうと思う。
過去の日本においても、遅れた技術を用いてゼロ戦をはじめとして、当時として世界の戦闘機を凌駕し得る戦闘機を開発したが、それとオーバーラップするように感じる。

いろいろソ連軍の内情も書かれているが、この書籍は1980年、すなわち、亡命事件の4年後に発刊されており、西側のプロパガンダの臭いを少し感じる。おそらく、書かれている事の多くは事実なのだろうけれど、東西冷戦のさなかに発刊された書籍である点で、ある程度引き算して読まなければいけないのかな、とは思う。

換気扇ひもを交換

換気扇のひもが切れてしまった。(T_T)

換気扇のひもが切れてしまった

この換気扇は2012年頃に交換したものなので、約6年でひもが弱って切れてしまった事になる。ちょっと早いなぁ...。

切れたものは仕方がないので、交換する事にする。
換気扇のひもは、普通に販売されていて、数百円程度で購入できるのだけれど、そこはビンボー人ずんべ、廃物を利用してひもを取り付けてみる事にする。

例によってがらくた箱をひっくり返してみる。
あった。
廃棄予定のキーボードのケーブルだ。
これでいこう。

廃棄予定のキーボードのケーブル

ケーブルを適当な長さに切断して、先端にフックを取り付ける。

先端にフックを取り付ける

ついでなので、換気扇の羽根や換気扇本体をキレイキレイ。

換気扇の羽根や換気扇本体を掃除

フックを換気扇に引っ掛けて完成。

フックを換気扇に引っ掛けて完成

ケーブルはそこそこ太いので、まっすぐ垂れていないけれど、そのうちまっすぐ垂れるでしょう。
これでヨシ!

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