スネークロックを派手化

このエピソードの続き。

ディスクロックを派手化

前回はディスクロックを派手化したのだけれど、今回はスネークロックを派手化してみる。

スネークロック

元々は派手な黄色のカバーが被さっていたのだけれど、太陽光などで劣化して剥がれてしまっている。

今回は、このスネークロックの派手なカバーを復活させてみる。

まず、材料を調達する。
手元にある布地に派手なものは無かったので、100円ショップで探して、ピンクの布地を購入してきた。

布地を購入

布地を切る。少し長さが足りないので2片を切り出す。

布地を切る 布地を切る

2片を縫い合わせる。

2片を縫い合わせる 2片を縫い合わせる

端を縫う。

端を縫う

長辺を縫う。

長辺を縫う

表裏を返す。

表裏を返す

スネークロックに通す。

表裏を返す

完成!

完成!

しっかり長辺の長さを取ったはずなのだけれど、数センチ短かった。(^^;
まぁ、しかし、これでヨシ!

■2019/08/30

バイクをロック!

バイクをロック!

mSATAアダプタ・アダプタ

少し古いノートPCを延命させようと試みている。
延命させようとしているノートPCは、HP nx9040。
購入したのは2005年(14年前!)。

nx9040

スペックはこんな感じ。

CPU:Pentium M 725 1.6GHz
メモリ:PC2700 最大2GB
内臓HDD:Ultra ATA-100

メモリは既に最大の2GBを搭載してある。
今回は、内臓HDDをSSDに換装してみる事にする。

しかし、そう簡単ではない。
Ultra ATA の SSD は商品として存在しているけれど、けっこう値が張る(って言うか、めちゃめちゃ高い)。

もちろん、高いお金を払ってこれらの商品を購入すれば、苦も無く換装は可能なのだが、この価格では、ビンボー人 ずんべ にはちょっと手が出せない。
そこで、安価に入手できる SATA または mSATA の SSD を取り付ける事にし、Ultra ATA から変換するアダプタを介して接続する事を考える。

しかし、ノートPCはデスクトップと違ってスペースに余裕が無い。このノートPCにおいても、以下のようなスロットにハードディスクを取り付けた上でノートPC本体に挿し込む形になっているので、ここにディスクと変換アダプタが組み込む必要がある。

2.5インチ ソケット 2.5インチ ソケット

2.5インチの SSD であれば、このソケットにぴったり取り付けることはできるけれど、変換アダプタを挟み込むスペースが無い。
従って、このスロットにディスクを取り付ける前提で、はるかにサイズが小さい mSATA を取り付ける方向で考える事にする。

上記のソケットにそのまま取り付けられる2.5インチのもので、mSATA の SSD を取り付けられる比較的安価な変換アダプタは商品として存在しており、これらの商品を購入すれば、かなり安価に目的を達せられる。

が、まだ高い。
費用を最小限にしたいので、自分で作れるものは自分で作る事にし、購入するパーツは最小限にしたい。

いろいろ探して、Aliexpress で以下の商品を購入して換装をトライする事にした。
変換アダプタ(Ultra ATA <-> mSATA)と、SSD(mSATA)を購入。

変換アダプタは約2.5ドル、mSATA SSD は128GBで約20ドル。
この価格なら、ビンボー人 ずんべ でも手が届く。(^^)

到着した変換アダプタ(Ultra ATA <-> mSATA)はこちら。

た変換アダプタ た変換アダプタ

到着したSSD(mSATA)はこちら。

SSD SSD

変換アダプタにSSDを取り付けると、こんな感じ。

変換アダプタ+SSD

この変換アダプタ+SSDを、ノートPCのスロットに取り付けるためのアダプタ・アダプタを作成する。
アダプタ・アダプタは、2.5インチの SSD の大きさとし、その中に、この変換アダプタを組み込む形にする。

アダプタ・アダプタは、厚紙で作成する。
まず、部品を切り出す。

部品を切り出す

木工ボンドで接着し、組み立てる。

組み立てる

このアダプタ・アダプタに、こんな感じに、この変換アダプタ+SSDを入れる。

アダプタ・アダプタ+変換アダプタ+SSD アダプタ・アダプタ+変換アダプタ+SSD

しかし、このままでは、ノートPCに挿す事はできても、引き抜くときに変換アダプタだけがノートPC本体に残ってしまって、アダプタ・アダプタのみが出てくる事になる。
そこで、抜け防止ピンを挿して、変換アダプタが抜けない様に加工する事にする。

抜け防止ピンはこれ。
以前にたこ焼きを買った時に付いてきた、少し長めの爪楊枝。

抜け防止ピンの材料

アダプタ・アダプタに、抜け防止ピンを通すための穴を空ける。

アダプタ・アダプタに穴を空ける

爪楊枝の長さを調整する。

爪楊枝の長さを調整する

アダプタ・アダプタに変換アダプタを入れ、抜け防止ピンを通す。
これで、ノートPC本体からアダプタ・アダプタを引き抜いても、変換アダプタも一緒に出てくる。

抜け防止ピンを刺す 抜け防止ピンを刺す

アダプタ・アダプタをソケットに取り付ける。

ソケットに取り付ける

ソケットをノートPCに取り付ける。
ソケットを押し込むと、コネクタに刺さった時の「ぐっ!」という感覚があった。いい感じだ。

ノートPCに取り付ける

電源オン!
BIOS画面に入り、SSDが認識されている事を確認する。
ノートPCはSSDを認識している。OK!

BIOS画面

CentOS 7 のインストールディスクを入れて再起動し、SSDへのインストールをトライする。
インストーラはSSDを認識している。OK! GO!

CentOS 7 インストール

インストール成功!

インストール成功!

バッチリだ!

 

一連記事:

ディスクロック派手化

愛車 HONDA NC750S を駐輪する時は、いつもトリプル・ロックをかけている。
スネークロックとディスクロック×2の計3ロック。

トリプル・ロック

ロックは、泥棒への抑止効果を狙うために、派手な色である方がいいと思っている。

写真のスネークロックは、もともと派手な黄色だったのだけれど、黄色の派手なカバーは劣化して剥がれてしまった。

ディスクロックのうちのひとつは派手な赤色のものを購入して使用している。

もうひとつのディスクロックは一番最初に購入したのものなのだけれど、この時は深く考えずに、あまり目立たない銀色のものを購入してしまった。

今回は、この目立たない銀色のディスクロックを派手な目立つものに変えようと思う。

ディスクロック

まず、少々汚れているので、汚れを落とす。
いわゆるメラミンスポンジで磨く。

メラミンスポンジで磨く

キーの差し込み口をマスキングする。

差し込み口をマスキングする

塗装する。色はオレンジ。

塗装する 塗装する

塗装完了。

塗装完了

マスキングテープを剥がして完成。

マスキングテープを剥がして完成 マスキングテープを剥がして完成

もうひとつ、鍵にも塗装をする。
この画像は赤のディスクロックの鍵なのだけれど、銀(改めオレンジ)のディスクロックの鍵と区別がつくように赤色に塗ってある。

赤の鍵

銀(改めオレンジ)のディスクロックの鍵は塗装していないので、オレンジに塗装する事にする。

銀のディスクロックは塗装していない

マスキングする。

マスキングする

塗装する。

塗装する

完成!

完成!

しかし、ちょっと失敗した。
赤とオレンジは似ていて、区別がつきにくい感じになってしまった。
まぁ、でも、区別がつきにくいだけで区別はできるので、これでいい事にする。

赤とオレンジは区別がつきにくい

ディスクロックを愛車に取り付ける。

ディスクロックを愛車に取り付ける ディスクロックを愛車に取り付ける

バッチリだ。

ベルトのバックルをリペア

ベルトのバックルがボロボロになってしまった。

バックルがボロボロ

このベルトは、確かユニクロで購入したもので、そう高いものでもないので買い換えてもいいのだけれど、そこはビンボー人 ずんべ、リペアをトライしてみる事にする。

まず、材料を準備する。
100円ショップで、いわゆるフェイクレザーを購入した。
もう少し厚みのあるものが欲しかったけれど、100円ショップでは見つからなかったので、今回はこれでトライしてみる事にする。

フェイクレザー

さて、リペア開始。
まず。ボロボロのパーツを取り外す。
ベルトとレザーの隙間にカッターの刃を入れて糸を切る。

ボロボロのパーツを取り外す

取り外したパーツ。ボロボロだ。(^^;

取り外したパーツ

次に、取り外したパーツを型紙にして、フェイクレザーからパーツを切り出す。

パーツを切り出す

画像は順に、ベルトの末端側パーツ、ベルト通しパーツ、バックル側パーツ。

末端側パーツ ベルト通しパーツ バックル側パーツ

ベルトの末端側を作る。
切り出したパーツをベルトの末端に巻いて固定し、縫い付ける。
縫い目が美しくないのはご愛嬌。どうやったらきれいに縫えるだろう?

パーツをベルトの末端に巻く 縫い付ける

次にベルト通しを作る。
パーツ2枚を縫い付ける。

パーツ2枚を縫い付ける

輪にする。

輪にする

金属フックで輪を固定する。この金属フックは、元々付いていた者を再利用。

金属フックで輪を固定する

次にバックル側を作る。
バックル側パーツ4枚を重ねて縫い付ける。

4枚を重ねて縫い付ける

金属パーツに巻き、縫い付ける。

金属パーツに巻き、縫い付ける

先に作ったベルト通しを入れる。

ベルト通しを入れる

ベルトに縫い付ける。

ベルトに縫い付ける

完成!
左がリペア前、右がリペア後。

リペア前 リペア後

ベルトを通してみると、こんな感じ。

ベルトを通してみる

縫い目がイマイチだけど、とりあえず、これでいいことにする。(^^)

カーテンのタッセルを修理

カーテンのタッセルの紐が切れてしまった。

紐が切れてしまった

タッセルごと買い直してもいいのだけれど、そこはビンボー人 ずんべ、修理をトライしてみる事にする。

まず、材料を探す。
例によってガラクタ箱をひっくり返してみる。
あった! 少し細いけれど、これでいってみよう。

新しい紐

さて、修理。
切れた紐を取り外す。
隙間にカッターの刃を入れ、糸を切って、取り外す。

切れた紐を取り外す 切れた紐を取り外す

取り付ける新しい紐で輪を作る。
ただし、使用する紐は少し細いので、二重の輪にしてみた。

新しい紐で輪を作る

新しい輪を縫い付ける。

新しい輪を縫い付ける 新しい輪を縫い付ける

完成!

完成!

これでヨシ!

エアコン配管カバー

ずんべ の自宅には、実は今までエアコンが無かった。

現在の家に引っ越してきて8年くらいになるけれど、暑くてもなんとかなっていた。
しかし昨年、自治会開催の夏まつりで、最後の片付けをしている最中に最後まで体がもたず、熱中症の症状が出てダウンしてしまった。
それを姉に話したところ、「お前、いいかげん歳を考えろ。若くないんだから、体を労われ。」と叱られて、遂に今年、エアコンを購入するに至ったのであった。

エアコン

さて、エアコンは通常、室内に設置するエアコン本体と、屋外に設置する室外機に分かれており、これらは銅管+配線で繋がっている。

配管+配線

通常、この銅管+配線は、写真の様に断熱材のチューブに入れられ、化粧テープで巻かれている。
もちろん、このままでも何ら問題は無いのだけれど、電気店からは「劣化してヒビなどが入ると冷却効率が落ちる場合がありますし、見栄えもよくなりますので、化粧カバーを取り付けてはいかがでしょうか」と提案があった。
化粧カバーを付けると、たとえば、こんな感じになる。

化粧カバー

確かに見栄えは断然よくなると思う。おそらく、配管の劣化を防止する効果もあるのだろう。
しかし、余計にお金がかかるし、そもそも、自宅は賃貸なので、おそらく化粧カバーを取り付けるとしても、それを壁に固定する事はできないので、中途半端な設置しかできないであろうから、この提案は断った。

しかし、配管の劣化を防ぐ対策はしておきたいと思うので、自力で配管カバーを取り付ける事にした。

まず、ホームセンターで材料を調達する。
カバーと言っても、樹脂製のカチッとしたものではなく、曲がっている配管に馴染ませて被せる事ができる、断熱材のチューブにした。
元々の断熱材+化粧テープの上に、更に断熱材を重ねる感じ。

断熱材のチューブ 断熱材のチューブ

しかし、このチューブは、スポンジ+ビニール外皮なのだけれど、中途半端に固く、意外に曲がらない。
上部のS字に曲がっている部分は、うまく馴染ませられそうにない。

上部のS字部分

この部分をカバーできるものはないか。
例によってガラクタ箱をひっくり返したところ、こんなジャバラを発見した。

ジャバラ

これは、椅子を破棄した時に、支柱の伸縮部分に使われていたものを取り外しておいたもの。
エアコンの配管を取り外して、このジャバラを通すような根性はないので、ジャバラを切り開いて被せる事にする。

ジャバラを切り開く

ジャバラを被せてみる。
ピッタリだ。

ジャバラを被せる

更に、ホームセンターで購入してきたチューブを被せる。

チューブを被せる

ジャバラとチューブを固定する必要があるのだけれど、100円ショップで購入できるような結束バンドでは、けっこう早いタイミングで結束バンドが劣化してしまうように思うので、劣化しにくそうな、別の方法で固定する事を考えたい。
再びガラクタ箱をひっくり返してみる。
あった! 靴紐だ。

靴紐

これでジャバラとチューブを縛って固定した。
もっとも、「固定」と言っても、壁などに固定したわけではなく、元々の配管に固定したというレベル。

ジャバラとチューブを固定

とりあえず、これでヨシ!

CPUをオーバークロックしてみた

このエピソードの続き。

CPUを換装してみた

このマザーボードはマニア向けのマザーボードで、FSB(Front Side Bus)の値を調整して、オーバークロックを掛ける事ができる。
CPUをオーバークロックで動作させるなんて、30年以上前に、当時持っていた NEC PC-6001MKⅡ の水晶振動子を交換してパワーアップをかけて以来だ。(^^;

さて、このマシンでオーバークロックを試してみる。
マシンを起動してBIOS画面に入り、「CPU Bus Frequency」画面で設定する。
初期画面では「133MHz」が初期値になっている。

「CPU Bus Frequency」画面

この「133MHz」というのは、Pentium M もしくは Celeron M のシリーズでは、FSBが「400MHz」のシリーズと、「533MHz」のシリーズがあり、その差が「133MHz」という事らしい。
と、言う事は、そもそも、「533MHz」のシリーズというのは、「400MHz」のシリーズをオーバークロックしたものという事なのだろうか。もしかして、「400MHz」のシリーズのCPUを装着すると、ここには「0MHz」と表示されるのだろうか。

どこまで数値を上げられるのか、まったく見当がつかないのだけれど、以下の要領でトライしてみる。

(1).マシンが動かなくなる上限を探す

デフォルト値から5MHz単位で上げながら、マシンを再起動、BIOS画面が出なくなるまで繰り返す事にする。
すると、170MHzまで上げたところでBIOS画面に入れなくなった。

(2).OSが起動できる上限を探す

BIOSをリセットし、今度は165MHzから5MHz単位で下げながら、マシンを再起動、OSが起動できるまで繰り返す事にする。
すると、最初の165MHzでOSが起動した。
これでイケるかと思ったのだけれど、この状態でベンチマークを動かすと、ベンチマークのソフトウェアが実行中に落ちてしまった。
これは「CPUが不安定」という状態なのだろうな。

(3).ソフトウェアが動作する上限を探す

今度は160MHzから5MHz単位で下げながら、マシンを再起動し、OSを起動し、ベンチマークを実行できるまで繰り返す事にする。
すると、最初の160MHzで、ベンチマークが最後まで実行できた。
これが「安定した状態である」のかどうか、不安はあるのだけれど、安定したのだと信じて、このクロックで動かしてみようと思う。

先に取った、Pentium M 730 1.60GHz でのベンチマークは以下の通り。

1回目:System Benchmarks Index Score 455.9
2回目:System Benchmarks Index Score 455.6
3回目:System Benchmarks Index Score 458.4

平均は 456.6。

CPUを Pentium M 770 2.13GHzに換装し、更に 2.56GHz までオーバークロックを掛けた状態でのベンチマークは以下の通り。

1回目:System Benchmarks Index Score 719.9
2回目:System Benchmarks Index Score 719.6
3回目:System Benchmarks Index Score 719.9

平均は 719.8。

CPUを 770 に換装して試したときと同様、CPUの動作周波数がアップした分、そのままベンチマークのスコアがアップしている。

2.56GHz / 1.60GHz = 1.60倍
719.8 / 456.6  = 1.57倍

すなわち、ベンチマーク上では、マシンの性能は元々の Pentium M 730 1.60GHz から比べて、約1.6倍の動作速度になった。
CPUの安定度とオーバークロックによる発熱量の増加が心配ではあるけれど、まずはOKでしょう。

とりあえず、これでしばらく動かしてみようと思う。

 

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CPUを換装してみた

CPUのアップグレードをトライしてみた。

CPUのアップグレードにトライ

何年か前に知人から譲り受けたマシン。
CPUは Pentium M 730 1.6GHz、搭載可能な最大メモリは 2GB と、今時の64ビットCPUのサーバに比べたら比較にならないくらい非力だし、昨今は、Windowsにしろ、Linuxにしろ、64ビット化の波が激しく打ち付けられてきているけれど、32ビットマシンでも、まだまだ活用できるシーンはあるので、最大限にアップグレードして、この老体PCを延命してみようと思う。

現在は Pentium M 730 1.6GHz が搭載されている。
マザーボードのマニュアルによれば、Pentium M 770 2.13GHz まで搭載できるらしい。
ただし、Pentium M は、更に上位の 780 2.26GHz が発売されており、もしかしたら 780 に換装する事ができるのかもしれない。しかし、①マザーボード(AOpen i915GMm-HFS)が 780 に対応しているかわからない、②おそらく 780 は手頃な価格では手に入らない、という軟弱な理由で、マニュアル上でOKとされている 770 までアップグレードする事にする。

まず、770 を調達する。
探しまくればあるのだろうけれど、ざっと探してみる限り、新品は見つからない。もっとも、新品があったとしても、価格が高いであろうから、おそらく購入しないが...。
中古品であれば、楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングなどで探すと、4,000円~10,000円くらいで見つかる。しかし、まだ高い。もう少し安く手に入れたい。

そこで、ヤフオクに頼ってみる。
検索してみると...あった!

ヤフオク

980円(送料無料)、更にシリコングリス付き。
即決価格が980円に設定されていたので、一発落札。

しばらく待って、落札した 770 が到着。

落札した 770 が到着

CPUの換装作業を開始する。
冷却ファンを取り外す。

冷却ファンを取り外す 冷却ファンを取り外す

ヒートシンクは、どうやって外すのかがわからない。
よくよく見ると、ネジの先端がこちら側に見える。と、言う事は、マザーボードの裏側からネジで固定されているのか。「くっそー!」と思いながら、マザーボードをケースから取り外し、マザーボードの裏側からネジを外す。

裏側のネジを外す

ヒートシンクを取り外すと、CPUが見えた。

CPUが見えた

CPUの横にあるソケットネジを回して、CPUのロックを外し、730 を取り外す。

CPUのロックを外し、取り外す

今回購入した 770 にシリコングリスを塗る。

シリコングリスを塗る

770 を取り付ける。

CPUを取り付ける

CPUの横にあるソケットネジを回して、CPUをロックする。

CPUをロックする

ヒートシンク、冷却ファンを元通りに取り付ける。

ヒートシンク、冷却ファンを取り付ける

電源などを接続し、パワーオン!
「ピッ」っという正常起動音が鳴ってブートし、 無事、BIOS画面が表示された。ヨシ!

BIOS画面が表示された

730 の時に、予めUSBメモリにインストールしておいた CentOS 7.6(32ビット版)を起動する。

CentOS 7.6.1810 を

念のため、CentOSが認識しているCPU情報を確認する。

$ cat /proc/cpuinfo | grep "model name"
model name : Intel(R) Pentium(R) M processor 2.13GHz
$

「2.13GHz」と出力されているので、770 として認識しているようだ。ヨシ!

続いて、ベンチマークを取ってみる。
ベンチマークは、Linux Bench を使用する。

730 のベンチマークは以下の通り。

1回目:System Benchmarks Index Score 455.9
2回目:System Benchmarks Index Score 455.6
3回目:System Benchmarks Index Score 458.4

平均は 456.6。

770 のベンチマークは以下の通り。

1回目:System Benchmarks Index Score 596.6
2回目:System Benchmarks Index Score 598.0
3回目:System Benchmarks Index Score 597.2

平均は 597.2。

CPUの動作周波数がアップした分、そのままベンチマークのスコアがアップしている。

2.13GHz / 1.60GHz = 1.33倍
597.2 / 456.6  = 1.31倍

すなわち、ベンチマーク上での性能計測では、マシンの性能は約1.3倍になった。
OKでしょう。

あと、メモリも増設する。
メモリもヤフオクで探して入札。
PC2-5300(1GB)×4枚を、280円+送料250円、計530円で落札。

メモリ

ただし、マザーボードに挿せるメモリは2枚で、最大2GBなので、購入したメモリのうち、2枚だけを使用する。

# cat /proc/meminfo | grep MemTotal
MemTotal: 1894240 kB

このマシンには、もうしばらく頑張って貰おう。(^^)

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サーバのファンを交換

社内のサーバの冷却ファンが故障してしまった。
サーバは DELL PowerEdge 400SC。

DELL PowerEdge 400SC

ひどいゴロゴロ音がして、ファンは揺れながら回っている。

ファンを指で触ってみると、ガタガタになっている。

油をさしてなんとかなるものではなさそうなので、交換する方向で考える事にする。
ただし、このサーバは32ビットのCPUで、将来的にいつまで運用するか不透明ではあるけれど、ずっと開発で使用していて、使い勝手がいい状態で運用されているので、ファンを修理して延命する事にする。

400SC用に使用できるファンは楽天などでも販売されているけれど、「DELL用」「PowerEdge用」と謳われている商品はそれなりに価格が高い。

汎用品として販売されているものであれば、もっと安く、1,000円程度で購入できる。

更に、Aliexpressであれば、2~3ドル程度からある。

しかし、私の手元には、過去にマシンを廃棄した時に部品取りをしてストックしておいたファンがあるので、今回はこれを移植する事にする。
左が故障したファン、右がストックしてあったファン。

左が故障したファン、右が部品取りでストックしてあったファン 左が故障したファン、右が部品取りでストックしてあったファン

ファンのケースを取り除く。

ファンのケースを取り除

コネクタの形状が異なるので、故障したファンのケーブルを移植する。
3本の線は、それぞれをはんだ付けした上で熱収縮チューブで覆い、更に3本をまとめて熱収縮チューブで覆う。
はんだ付けをする時に、3本を少しづつずらした状態ではんだ付けするのがミソで、こうしておくと、3本をまとめた時に接合部をスリムにできる。

線を繋ぐ 線を繋ぐ 線を繋ぐ

この状態で試運転してみる。

OKだ。

ケースのファンを差し替える。
ファンはゴム製のブッシュでケースに固定されているのだけれど、このブッシュは持っていない。

ゴム製のブッシュは、単に固定するだけの機能ではなく、振動を吸収するという機能もあるとは思うのだけれど、ここはケッチって結束バンドで固定する事にする。

結束バンドで固定する

ファンのフードを取り付ける。

フードを取り付ける

ファンを取り付けて、再び試運転をする。

OKだ。
これでヨシ!

delegate + TLS 1.2

このエピソードの続き。

CentOS 5.9 + TLS 1.2

今回は、delegate でリバース・プロキシを組んでいる環境で TLS 1.2 での接続を行う。

現在の環境では、FireFoxで警告が出てしまう。

SSL警告

リバース・プロキシの環境では、ブラウザの接続先はプロキシ・サーバとなるため、プロキシ・サーバが TLS に対応していなければ、この警告が出る。
従って、プロキシ・サーバがロードしている openssl ライブラリを更新して対処する事にする。

現在のプロキシ・サーバがロードしている openssl は 0.9.8x。古い。(^^;

Loaded: OpenSSL 0.9.8x 10 May 2012
Loaded: Zlib 1.2.3

これを、新しい openssl を読み込ませるように更新する。

それでは、トライしてみる。

(1).openssl を手動でインストールする。

$ cd openssl-1.0.2s
$ ./config shared enable-ssl2 enable-ssl3 --prefix=/*****/openssl-1.0.2s
$ make
$ su -
# make install

(2).opensslライブラリを差し替える。

この環境では、単純に delegate のディレクトリに openssl ライブラリを置く事で、そのライブラリを読むようにしている。

# cd /*****/delegate/sbin
# ls -l
合計 4084
-rwxr-xr-x. 1 root root 4180673 2月 19 23:43 2014 delegated
lrwxrwxrwx. 1 root root 51 7月 18 09:58 2019 libcrypto.so -> /*****/openssl-0.9.8x/lib/libcrypto.so.0.9.8
lrwxrwxrwx. 1 root root 48 7月 18 09:59 2019 libssl.so -> /*****/openssl-0.9.8x/lib/libssl.so.0.9.8

このシンボリックリンクを置き換える。
既存の openssl ライブラリ(0.9.8x)をバックアップする。

# mv libcrypto.so 20190718.libcrypto.so
# mv libssl.so 20190718.libssl.so

新しい openssl ライブラリ(1.0.2s)のシンボリックリンクを作成する。

# ln -s /*****/openssl-1.0.2s/lib/libcrypto.so.1.0.0 libcrypto.so
# ln -s /*****/openssl-1.0.2s/lib/libssl.so.1.0.0 libssl.so

確認する。

# ls -l
合計 4084
lrwxrwxrwx. 1 root root 51 2月 20 15:14 2014 20190718.libcrypto.so -> /*****/openssl-0.9.8x/lib/libcrypto.so.0.9.8
lrwxrwxrwx. 1 root root 48 2月 20 15:14 2014 20190718.libssl.so -> /*****/openssl-0.9.8x/lib/libssl.so.0.9.8
-rwxr-xr-x. 1 root root 4180673 2月 19 23:43 2014 delegated
lrwxrwxrwx. 1 root root 51 7月 18 09:52 2019 libcrypto.so -> /*****/openssl-1.0.2s/lib/libcrypto.so.1.0.0
lrwxrwxrwx. 1 root root 48 7月 18 09:52 2019 libssl.so -> /*****/openssl-1.0.2s/lib/libssl.so.1.0.0

delegate を再起動し、ロードされた openssl ライブラリを確認する。

Loaded: OpenSSL 1.0.2s 28 May 2019
Loaded: Zlib 1.2.3

上記(1)でインストールした openssl 1.0.2s がロードされた。

(3).正常な鍵マークが復活!

正常な鍵マークが復活!

無事、TLS 1.2 で通信された。

TLS 1.2 で接続された

これでよし!

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