Raspberry pi シャットダウンUSBキー
Raspberry pi をお手軽にシャットダウンできるUSBキーを作ってみた。
Raspberry pi をシャットダウンするには、基本的には、ログインしてコマンドを入力する必要がある。
シャットダウン用のボタンを付けてシャットダウンをかける方法は、WEBで様々書かれているけれど、ずんべ は電子回路には明るくないし、すぐに実装したかったので、手元にあるSDカード/USBメモリを使って、お手軽にシャットダウンする方法を考えてみた。
まぁ、「考えてみた」と言っても、たいした実装ではなく、以下のように動作させ、シャットダウンをかけるだけである。
(1).Raspberry pi にUSBメモリを挿す。
(2).USBメモリが自動的にマウントされる。
(3).マウントされたUSBメモリ内に「/shutdown.txt」が存在するか確認する。
(4).「/shutdown.txt」が存在していれば、シャットダウンする。
お手軽だ。(^^)
USBメモリは、こんな感じ。
USBメモリの中には、0バイトのファイルが1個だけ置いてある。
-rwxr-xr-x 1 root root 0 Jul 14 03:33 ./shutdown.txt
$
USBメモリが挿されたか否かは、おそらく何らかの方法でリアルタイムに検出できるのだろうけれど、お手軽に cron による起動で、5分間隔くらいで実行する事にする。
5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,55 * * * * /home/pi/foo/bar/shutdown.pl
$
USBメモリが挿されているか否かの検査は、こんな感じで。
/dev/sda1 on /media/pi/E405-3402 type vfat ( ・・・ )
$
この出力から、マウントされているディレクトリ(上記の場合「/media/pi/E405-3402」)を求める。
そして、その直下に「shutdown.txt」が存在するか検査し、存在していれば、シャットダウンを実行する。
-rwxr-xr-x 1 root root 0 Jul 14 03:33 /media/pi/E405-3402/shutdown.txt
$
今回作成したものは「シャットダウン・キー」なのだけれど、USBメモリ内に置くファイルを「reboot.txt」や「apatch_restart.txt」などとして、「リブート・キー」や「Apache再起動キー」など、キーボードなしで Raspberry pi に動作指示を与えるキー・セットを作る事もできると思う。
今回は手元にある余り機材を集めて準備したので、こんな構成になった。
SDカードのサイズはミニ(マイクロではない、骨董品だ)。(^^;
容量は16MB(16GBではない、骨董品だ)。(^^;
SDカードに書き込むファイルは「shutdown.txt」が1個だけで、サイズは0バイトなので、16MBでも容量はあり余っているのだが、今時16MB程度の容量など、写真を数枚入れたらいっぱいになってしまうので使い道がなかったのだが、やっと有効活用できた。
今回は余り機材で構成したので、SDカード+USBアダプタになったけれど、スマートな構成にしようとすれば、スティック型のUSBメモリになるのかな。そうなると、サイズ0バイトのファイルを1個を置くためだけに4GBや8GBは無駄だし、コストも無視できない。
やはり、少し回路系の勉強をして、スイッチを付けるべきかな。
少し勉強してみよう。








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このエピソードの続き。 Raspberry pi シャットダウンUSBキー Raspberry pi をお手軽にシャットダウンできるUSBキー V2 を作ってみた。 前版では、SDカードにファイルを書き込み、特定のファイルが存在しているか否かでシャットダウンを実行するように作成した。 しかし、SDカードを準備して、0バイトのファイルを1個だけ置くという、たいへん無駄の多い構成で、SDカードの故障によって、ファイルを読み出せない事もあり得る。 もう少しシンプルな構成にならないだろうか。 SDカードに拘...