永遠の0

「テレビ東京開局50周年 ドラマスペシャル 永遠の0」を観た。

永遠の0
永遠の0



放送当時に視聴していたのだけれど、録画しておいたものを再視聴。
3話で構成され、映画版よりも詳しく映像化されている。
特に宮部と大石の関係、特攻に出撃する時の状況が細かく映像化されている。
書籍を読んだ時には、「宮部はどうして特攻に行ったのか」がわからなかった。
映画版を観た時には、少し理解できた気がした。
しかし、このテレビ版を観て、はっきりわかった。
宮部は「自分だけが生き残る」事が耐えられなかったのだ。

直掩機は、特攻機を守るために出撃する。
戦闘機である限り、敵機を撃墜する事が任務であるが、直掩機の最大の任務は特攻機を守る事だ。
特攻機を守り、敵艦船に突入させることが任務だ。自分が盾になって撃墜されてでも、特攻機を守る。
しかし宮部は、自身が生きて帰るためには、盾になることはできない。
自分の命を捨ててまで特攻機を守る事ができないが、守る事ができなかった特攻機は、宮部の目の前で火を噴きながら落ちていく。
特攻に志願しない宮部は、何度も何度も葛藤の中で生き残るが、遂に耐えられなくなり、特攻に志願したのであろう。

よい作品だと思う。

広告

トラックバック 
〔https://blog2.zunbe.com/wp/wp-trackback.php?p=7121〕

    トラックバックはありません。

コメント

    コメントはありません。

コメントしてください

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


広告

まとめページ

取得した資格
登った山

広告

サイト内検索

WordPress

最近のコメント

広告

RSS

RSS 記事
RSS コメント
Server offered by
有限会社パテンティックソフトウェア
Profile for zunbe