世界が語る神風特別攻撃隊―カミカゼはなぜ世界で尊敬されるのか

「世界が語る神風特別攻撃隊―カミカゼはなぜ世界で尊敬されるのか」を読んだ。

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正直言って、かなり偏っていると思う。
「特攻は絶対に強制されていない、絶対に命令ではない、特攻隊員は、全員が自ら進んで散ったのだ」と言う。
私は戦争を知らない世代なので、実際のところはわからないが、普通に考えて、自ら進んで散った隊員もいたであろうが、命令(または半強制)で散った隊員もいたであろう。
当時の「空気」もあったであろう。皆、人間なのであるから、すべての特攻隊員すべてが同じ考えであるはずがなかろう。

この書籍は、読み進んでも著者の思いには入っていけなかった。

それに、この書籍のサブタイトルにある「カミカゼはなぜ世界で尊敬されるのか」というような、「カミカゼが世界で尊敬されている」で「カミカゼを尊敬している」人は、ごく一部の人だけだと思う。
「祖国のために」「仲間のために」散華する事を否定するつもりはまったくないが、特攻が外道な作戦である事に変わりはないと思う。

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