紙の月

「紙の月」を読んだ。

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横領に手を染める人は、皆この作品のように、知らないうちに堕ちていくのだろうか。
いや違うか、自覚のないまま堕ちていくのか。
いやそれも違うか、自覚はあっても根拠のない「大丈夫」に脳が支配されたまま堕ちていくのか。

幸い、私は今のところ金の亡者には堕ちてはいない(たぶん)。
しかし、根拠のない「大丈夫」で現実逃避をする事はある。
そう思うと、私と梨花は、逃避の方向が違うだけで根っこは同じなのかもしれない。
この物語の最後が梨花ではなく亜紀で終わっているところは「誰しも同じ」という事を言おうとしているように思える。

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