ケプラー186f

NASAが地球によく似た惑星「ケプラー186f」を発見したと発表した。
太陽に近すぎず遠すぎず、水が存在する可能性があり、生命の誕生に最適な環境であり、「地球のいとこ」と言える存在だとか。

ケプラー186f

生命の誕生や、生命がはぐくまれるためには、水の存在が不可欠だと言う。
しかし ずんべは、どうにもこの説に疑問がある。
生命にとって、水は本当に不可欠なんだろうか?

こんな事を書くと、おそらく科学者は「自分自身を見てみろよ、水無しで生きていけるか?」と言うだろう。
しかし、ちょっと待てよ。
水を必要とする生命群は、これまでにいくつ発見されている?
答えは、たったひとつだ。そのひとつとは、もちろん地球上の生命群だ。

つまり、これまでに研究の対象となっている生命群のN数は、たった1である。
N数=1の結果だけで、広大な宇宙に存在するかもしれない様々な生命の条件として「水が不可欠である」と結論付けるのは強引ではないだろうか。

そもそも、「水を必要とする生命群」も何も、「生命群」というもの自体が、たったひとつしか発見されていない。
全宇宙的に見たら、我々が言うところの「生命の定義」すら怪しいのではないか。

ダーウィンの進化論によれば、生命は自分が置かれている環境に適応して進化していくという。
我々地球上の生命体が水を必要とするのは、水があるから生命が生まれたのではなく、生命が生まれた環境、すなわち地球に、たまたま水が多く存在していたから、その水に適応して進化してきた結果であるとは考えられないのだろうか。

どんな条件下でも生命が誕生するとは思わないが、生命が誕生する条件がひとつであるとも思わない。
ちなみに ずんべ は、地球外生命は存在していると思っている。
そして、その地球外生命は、我々の想像だにできないものだと思う。
形態も、生命維持の方法も、思考も、そして、その生命が存在している環境も。

残念ながら、ずんべ が生きているうちに地球外生命が発見される可能性はゼロであろうが、できる事なら、1万年くらい長生きして、ぜひとも地球外生命を見てみたい。

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