エアコン配管カバー
ずんべ の自宅には、実は今までエアコンが無かった。
現在の家に引っ越してきて8年くらいになるけれど、暑くてもなんとかなっていた。
しかし昨年、自治会開催の夏まつりで、最後の片付けをしている最中に最後まで体がもたず、熱中症の症状が出てダウンしてしまった。
それを姉に話したところ、「お前、いいかげん歳を考えろ。若くないんだから、体を労われ。」と叱られて、遂に今年、エアコンを購入するに至ったのであった。
さて、エアコンは通常、室内に設置するエアコン本体と、屋外に設置する室外機に分かれており、これらは銅管+配線で繋がっている。
通常、この銅管+配線は、写真の様に断熱材のチューブに入れられ、化粧テープで巻かれている。
もちろん、このままでも何ら問題は無いのだけれど、電気店からは「劣化してヒビなどが入ると冷却効率が落ちる場合がありますし、見栄えもよくなりますので、化粧カバーを取り付けてはいかがでしょうか」と提案があった。
化粧カバーを付けると、たとえば、こんな感じになる。
確かに見栄えは断然よくなると思う。おそらく、配管の劣化を防止する効果もあるのだろう。
しかし、余計にお金がかかるし、そもそも、自宅は賃貸なので、おそらく化粧カバーを取り付けるとしても、それを壁に固定する事はできないので、中途半端な設置しかできないであろうから、この提案は断った。
しかし、配管の劣化を防ぐ対策はしておきたいと思うので、自力で配管カバーを取り付ける事にした。
まず、ホームセンターで材料を調達する。
カバーと言っても、樹脂製のカチッとしたものではなく、曲がっている配管に馴染ませて被せる事ができる、断熱材のチューブにした。
元々の断熱材+化粧テープの上に、更に断熱材を重ねる感じ。
しかし、このチューブは、スポンジ+ビニール外皮なのだけれど、中途半端に固く、意外に曲がらない。
上部のS字に曲がっている部分は、うまく馴染ませられそうにない。
この部分をカバーできるものはないか。
例によってガラクタ箱をひっくり返したところ、こんなジャバラを発見した。
これは、椅子を破棄した時に、支柱の伸縮部分に使われていたものを取り外しておいたもの。
エアコンの配管を取り外して、このジャバラを通すような根性はないので、ジャバラを切り開いて被せる事にする。
ジャバラを被せてみる。
ピッタリだ。
更に、ホームセンターで購入してきたチューブを被せる。
ジャバラとチューブを固定する必要があるのだけれど、100円ショップで購入できるような結束バンドでは、けっこう早いタイミングで結束バンドが劣化してしまうように思うので、劣化しにくそうな、別の方法で固定する事を考えたい。
再びガラクタ箱をひっくり返してみる。
あった! 靴紐だ。
これでジャバラとチューブを縛って固定した。
もっとも、「固定」と言っても、壁などに固定したわけではなく、元々の配管に固定したというレベル。
とりあえず、これでヨシ!