じょうろを修理
じょうろから水漏れするようになってしまった。
どこか穴が空いてしまったのだろうかと思ったのだけれど、どこにも穴は空いていないようだ。
どこから漏れているのだろうと調べてみると、ノズルの基の部分の中に入っている部品が粉々に砕けていた。
粉々に砕けた部品は接着などして修復できる状況ではなさそうなので、この部品の代わりを作ってみる事にする。
ノズルの基の部分は、こんな構造になっている。
単純に輪の形状をしたパッキンを挟めばいいのではないかと思うのだが、単なるパッキンだと、こんな感じに隙間ができてしまい、ノズルが固定できず、うまくいかない。
どうにかして、こんな感じで隙間を埋める形状にする必要がある。
しかし、この形状の部品を作るのはちょっと難しい。
う~ん、と考えて、閃いた。
別にひとつの部品でなくても、こんな感じにふたつに分ければいいではないか。
この前提で、がらくた箱をひっくり返して部品を探す。
あった。これでいこう。
幅広の輪ゴムと、プラレールの動力車の車輪に使う替えゴム。
まず、輪ゴムをノズルのサイズに合わせて切り詰める。
適当なサイズに切って、ホッチキスでとめる。
ちなみに、このパーツは、隙間を詰めるのが目的で、水漏れとは関係ないので、水密性は気にしない。
これをノズルに取り付ける。
次に、プラレールの車輪の替えゴムを取り付ける。
これがパッキンの代わりになる。
ノズルを本体に取り付ける。
キャップを取り付ける。
完成!
水を入れても、水漏れしない。
これでヨシ!