ミグー25ソ連脱出―ベレンコは、なぜ祖国を見捨てたか
「ミグー25ソ連脱出―ベレンコは、なぜ祖国を見捨てたか」を読んだ。
■
■
ネ
タ
バ
レ
あ
る
か
も
■
■
ミグ25の函館強行着陸事件は、ずんべ が小学校低学年の頃の話なので、その事件そのものの記憶はないが、プラモデルが好きだった ずんべ は、模型雑誌で函館のカバーが被せられたミグ25のジオラマが鮮明に記憶に残っている。
ミグ25は、チタン合金はほとんど使われておらず、電子装置も真空管が使われていると聞いていて、西側の戦闘機と比較して、さまざまな技術面で、かなり遅れていると思っていたのだけれど、この書籍を読んで考えが変わった。
チタン合金が使われておらず、真空管が使われているなど、技術的に遅れていたとしても、当時のソ連軍がミグ25に求めていた性能である、超高高度を飛来する高速偵察機/高速爆撃機を迎撃できる性能を実現したという点は、技術者の努力の賜物なのだろうと思う。
過去の日本においても、遅れた技術を用いてゼロ戦をはじめとして、当時として世界の戦闘機を凌駕し得る戦闘機を開発したが、それとオーバーラップするように感じる。
いろいろソ連軍の内情も書かれているが、この書籍は1980年、すなわち、亡命事件の4年後に発刊されており、西側のプロパガンダの臭いを少し感じる。おそらく、書かれている事の多くは事実なのだろうけれど、東西冷戦のさなかに発刊された書籍である点で、ある程度引き算して読まなければいけないのかな、とは思う。








換気扇ひもを交換





おでかけ (14)
オトコの料理 (62)
サイエンス (8)
システム (6)
ハードウェア (63)
ひとりごと (36)
プログラミング (15)
ベランダ菜園 (12)
山歩き・滝巡り (50)
映画 (68)
自転車 (33)
資格取得 (21)
趣味 (23)



