部屋干し用物干し竿

最近、台風が連続して上陸し、なかなか洗濯ができなかったのだが、なんとか洗濯物を部屋干しできないかと考えて、部屋干し用の物干し竿を作ってみた。

これまでは、洗濯ハンガーを襖の桟に無理やり引っ掛けてみたり…

部屋のコーナーに、三角にパイプを渡してみたり…

いろいろ試してみたのだが、どうにもイマイチで、なんとかならないものかと思っていたのだが、家の中で物干し竿を渡せるところはないものかと見まわしてみると、玄関の左右に渡せるところがある事に気が付いた。

ここに物干し竿を渡して、洗濯物を干せるようにしようと思う。

要するに左右に渡せる棒があればいいのだけれど、水分を吸って重くなった洗濯物をぶら下げるので、できるだけ頑丈な棒を使いたい。
最初は100円ショップで売られている突っ張り棒を購入しようかと思ったのだけれど、突っ張り棒では重さに耐えられないように思えるのでやめた。

そこで、ホームセンターで適当な棒を探す事にした。
できるだけ軽くしたかったし、ある程度の加工もしたかったので、木の丸棒を探したのだが、十分な強度がある太さで1.5m程度だと、1,500円～2,000円くらいする。けっこう高い。

もうちょっと安いものはないかとホームセンターの中を探したところ、金属製だけど、ちょうどいい長さで安いものが見つかった。

最終的に欲しい長さは1.28mなのだが、この商品は1.20mで、ちょっと足りない。
もうひとつ長いサイズは2.00mなのだが、金属のパイプを切断できる工具を持っていない。
どうしようかと悩んだのだけれど、1.20mのパイプの両端にアジャスターを取り付けて、足りない0.08mを補う事にした。

パイプが400円弱、アジャスターが70円弱/1個、合計500円強くらい。
金属製のパイプは少々重いけど、そんな頻繁に使うものではないし、持ち歩くものでもないので、安さを優先して、重量は許容する事にする。

さっそく組み立てる。
組み立てると言っても、金属パイプの両端にアジャスターを差し込むだけ。
ちょっと緩かったので、内側にガムテープを貼って、きつく押し込んで固定した。

購入した時は気が付かなかったのだけれど、アジャスターをよく見ると、面取りがされていた。
転がらないように面取り加工しようと思っていたので、手間が省けた。

完成した物干し竿を渡してみる。

いい感じだ。

洗濯物をかけてみる。

よしよし、これで雨が続いても安心だ。

使っていない時は、洗面台横の隙間に立て掛けておくことにした。
うちのマンションは、けっこう築年数が経っているので、パイプスペースなんてなく、配管が剥き出し。(^^; しかし、パイプスペースだと完全に使用できない空間になってしまうものが、剥き出しであるが故に収納スペースとして活用できるのだと前向きに考える。(^^)

これでヨシ。