平成山(へなりやま、岐阜県、標高381m)、平洞(ひらぼら、岐阜県、標高424m)、高曝山(たかじゃれやま、岐阜県、標高457m)に登ってきた。
より大きな地図で 2013/10/06 平成山、平洞、高曝山 を表示
この地域は、25年前、元号が「昭和」から「平成」に変わった時、注目を浴びた地域。
平成山への登山道も、この時に整備されたらしい。
おそらく、当時はたくさんの登山者で賑わったのであろうと思われるけれど、残念な事に、25年が経過した現在、登山道はあまり整備されているとは言えず、登山道の状況を見る限り、登山者もかなり少ないようだ。
もっとも、実際に登ってみると、平成山の頂上も、高曝山の頂上も、展望はまったくなく、あまり達成感がないので、人気の登山スポットにもならなかったのだろう。
それはともかく、頑張って登る。
登り始めてすぐ、ほぼジャングル状態。
階段が整備されているのだが、ほとんど草で見えない。
倒木や落石もあちこちにあるが、ほぼ放置状態。
過去に整備されていたであろう階段のステップは藻で覆われ、ステップの中央の藻が辛うじてはげているくらい。
あまり登山者はいないようだ。
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普通、登山道などの人が行き来する場所は、あまり蜘蛛の巣は張られていない。
人のが行き来するところに蜘蛛の巣を張っても、すぐに潰されてしまうからだ。
しかし、この登山道、何度も蜘蛛の巣を顔面に食らった。(T_T)
登っていると、突然顔面に蜘蛛の巣が被さってくる。無理に剥がそうとすると蜘蛛の巣が余計にくっつくので、慌てず騒がず、そのままステップバックする。ペリペリっと蜘蛛の巣が顔からはがれる。
往路で何回食らっただろう。
途中、左右に分かれる分岐点がある。
登山口にあった看板によれば、途中で左右に分かれる分岐点があり、右に行けば平成山山頂、左に行けば展望台というのを覚えていたのだが、看板って、この小さな中部電力の表意識の事か? と疑問に思いつつ、右に進んだ。
しかし、これは間違いで、正しくは左に進まなければならなかった。
おそらく、登山者がたくさんいた時は、人の踏み跡が明確に左を指していたのだろうけれど、現在は、右も左も踏み跡加減は大して違わないので、踏み跡では進む方向が判断できず、半信半疑のまま右に進んでしまった。
ともかくも、ぐんぐん進んで行くと、中部電力の鉄塔が立っている、頂上と思われる所に出た。
ここが平成山の山頂か?
あまりにも殺風景だ。
これ以上登るところはなく、回りは下りしかないので、頂上何だろうけれど、頂上の看板も何もない。
どうにも、頂上らしくない。
iPhoneを取り出して、かすかに入る電波で地図を表示させてみると、やはり平成山の山頂からだいぶズレている。
さっきの分岐で間違えたのであろうから、180度方向が違う事に、ここでやっと気付いた(気付くのが遅いよ)。(^^;
自分は山の尾根にいるのだから、平成山まで尾根伝いに山道があれば、そこまで行けると考え、来た道を引き返しつつ、iPhoneで平成山の山頂の方向を確認しながら、尾根伝いに進む。
幸い、山道(おそらく中部電力の作業員に方が進むであろう作業用の山道)が通じていて、平成山まで到達できた。
ふぅ…。
山頂っぽいけど、見どころのある山頂ではない。(^^;
少し休憩して、次の目的地、平洞に進む。
さっきの作業用の山道より、遥かに整備されている(当り前か)。
それでも、蜘蛛の巣は何度も顔面に食らった。(T_T)
しばらく進むと、分岐点を発見。
やっと、正しいコースに戻ってきた。
そのまましばらく進み、平洞に到着。
展望は悪くない。
少し休憩して、次の目的地、高曝山に進む。
けっこうワイルドな山道が続く。
そして、けっこう遠い。
なかなか高曝山に着かない。
なんとか高曝山の山頂に到着。
今回は道を間違えてしまうなど、反省点が多かった。
気をつけよう。
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