【自分で作る・直す】
NC750SのストップランプをLED化
愛車 HONDA NC750S のストップランプをLED化した。
まず、LED電球を購入する。
電球の形式は「1157」もしくは「BAY15D」と呼ばれるダブル球。
ストップランプなので、赤色のLED電球を購入しようと思ったのだけれど、NC750Sは安いバイクで、ストップランプとナンバー灯が兼用になっている。赤色のLEDの電球を取り付けると、ナンバープレートを赤色で照らしてしまう事になるので、白色のLED電球を購入した。
さて、交換。
後輪のタイヤハウスの裏にあるネジを外す。
カバーをめくると、ストップランプのコンポーネントを固定しているネジがあるので、これを取り外す。
しかし、このネジが固い。「これでもか!」というくらいカチンカチンに締めこんである。何か接着剤のようなものでも塗って固定してあるのではないかというくらい固い。手持ちのドライバではまったく歯が立たない。山を舐めてしまいそうだ。
以前にカウルを取り外そうとしたときも、ネジがカチンカチン(この時のネジは六角)で、まったく歯が立たなかった。
カウルであれば、そうそう外すものではないし、脱落防止もあるだろうから、カチンカチンでも、まだは理解できる。
しかし今回は、ストップランプの交換だ。消耗品であるストップランプを交換するためのネジがカチンカチンに締めこんであるって、どういう設計なのだろうか。
この事をホンダのサポートに電話をして聞いてみたら、こんな回答だった。
取扱説明書に記載のない整備については、ホンダの販売店にお持ちください。
う~ん、ストップランプの交換だぞ?
そんな消耗品の交換が簡単にできないなんて、ちょっとホンダの設計能力を疑ってしまうな。
ホンダ的に何か理由があるんだろうけど、ストップランプひとつ交換できないという設計が「正しい設計」と言われても、ちょっと納得できないな。
あくまでも「私的には」だけど、ホンダに対する信頼がちょっと落ちた。
一応、サポートに対しては、以下の事をお願いしておいた。
日常整備程度の作業は、簡単にできるように設計してほしい。
プラスネジや六角では、力を入れられず、無理をすると山をナメてしまう。
スパナやラチェットなどで、確実に山を噛んで回せるような部品を使ってほしい。
仕方がないので、柄の太いドライバを購入してきて、ドライバをネジ山に思いっきり押し込みながら、力いっぱい回したところ「バキッ!」という音と共に回った。
ネジひとつ回すのに、こんなに苦労するとは。
取り外したネジはこれ。きれいなネジが出てきた。
Facebookのフレンドさんからは、「日頃から整備してないから固着するんだよ」とか言われてしまったけれど、絶対に固着なんかではない。ホンダの設計意図によって、カチンカチンに締めこまれているものだ。
それに、そもそも「日頃から」も何も、ストップランプを交換するネジなんて「ストップランプを交換する時」しか回さないのだから、「日頃から」なんて関係ない。「ストップランプを交換する」という状況にならなければ、一生回す事がないネジだ。
作業を続ける。
続いて、コンポーネントの下部を固定しているネジを2本外す。
これでコンポーネントが外れる。
ソケットを取り外す。
白熱球を取り外す。
左が取り外した白熱球、右がLED電球。
LED電球を取り付ける。
念のため、点灯テストをする。
テールランプの点灯、ストップランプの点灯とも、問題なし。
コンポーネントを元通りに固定し、点灯させてみる。
左が白熱球、右がLED電球。
LED電球は、高輝度と言われているものを選んで購入したのだけれど、思ったほど明るくはなかったな...。
とりあえず、これでOK!








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