サーバのファンを交換
社内のサーバの冷却ファンが故障してしまった。
サーバは DELL PowerEdge 400SC。
ひどいゴロゴロ音がして、ファンは揺れながら回っている。
ファンを指で触ってみると、ガタガタになっている。
油をさしてなんとかなるものではなさそうなので、交換する方向で考える事にする。
ただし、このサーバは32ビットのCPUで、将来的にいつまで運用するか不透明ではあるけれど、ずっと開発で使用していて、使い勝手がいい状態で運用されているので、ファンを修理して延命する事にする。
400SC用に使用できるファンは楽天などでも販売されているけれど、「DELL用」「PowerEdge用」と謳われている商品はそれなりに価格が高い。
汎用品として販売されているものであれば、もっと安く、1,000円程度で購入できる。
更に、Aliexpressであれば、2~3ドル程度からある。
しかし、私の手元には、過去にマシンを廃棄した時に部品取りをしてストックしておいたファンがあるので、今回はこれを移植する事にする。
左が故障したファン、右がストックしてあったファン。
ファンのケースを取り除く。
コネクタの形状が異なるので、故障したファンのケーブルを移植する。
3本の線は、それぞれをはんだ付けした上で熱収縮チューブで覆い、更に3本をまとめて熱収縮チューブで覆う。
はんだ付けをする時に、3本を少しづつずらした状態ではんだ付けするのがミソで、こうしておくと、3本をまとめた時に接合部をスリムにできる。
この状態で試運転してみる。
OKだ。
ケースのファンを差し替える。
ファンはゴム製のブッシュでケースに固定されているのだけれど、このブッシュは持っていない。
ゴム製のブッシュは、単に固定するだけの機能ではなく、振動を吸収するという機能もあるとは思うのだけれど、ここはケッチって結束バンドで固定する事にする。
ファンのフードを取り付ける。
ファンを取り付けて、再び試運転をする。
OKだ。
これでヨシ!