【読書】

天空の救命室:航空自衛隊航空機動衛生隊

「天空の救命室:航空自衛隊航空機動衛生隊」を読んだ。

天空の救命室: 航空自衛隊航空機動衛生隊 (文芸書)
天空の救命室: 航空自衛隊航空機動衛生隊 (文芸書)



むむむ、ちょっと思っていた内容と違った。
航空機動隊が飛行機で飛び回って活躍する話がメインで、飛行機の中での物語を中心に話が進むと思っていたのだけれど、地上での物語が多かった。まぁ、航空機動隊の隊員の物語なので、別に外れているとは思わないけれど、タイトルにも「天空」と付いているので、機上での物語を期待してしまった。

物語は、ゴリゴリの「救命」話ではなく、有川浩ばりの恋愛話がたくさん出てくる。
登場人物のキャラクターもいろいろで、おもしろい。
ずんべ が住む名古屋市近辺を中心とした物語というのも親近感が持てる。

ただ、物語中、一点気になった描写がっあった。
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除細動装置、いわゆるデンキショックの準備だ。
通電すると、患者の身体が反って跳ねる。
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いやいや、除細動器はデンキショックを与える機械だが、目的は心臓を止める事であって、心臓を蘇生させる事ではない。
細かいところだけど、ちょっと気になった。

しかし、全体としてはマル。
おもしろかった。

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止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記

「止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」を読んだ。

止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記
止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記



自身の意思とは関係なくオウムに呑み込まれ、利用され、迫害を受け、おそらく常に監視され、たいへんな人生だと思う。同情はする。
しかし、親が犯罪者でも、子どもが犯罪者でも、兄弟が犯罪者でも、その親類が悲惨な状況になる事は、残念ながら仕方がない。特にオウムの場合、幹部や実行犯だけに留まらず、組織として行動を起こす可能性がある以上、たとえ本人が「私は関係ない」と言っても、そう簡単に受け入れられないのは当然だと言える。
かわいそうだとは思うが、頑張って逆境を跳ね返し、生きていってほしいと思う。

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掟上今日子の備忘録

「掟上今日子の備忘録」を読んだ。

掟上今日子の備忘録
掟上今日子の備忘録



テレビドラマを先に観て、「お♪ なかなかおもしろいじゃん!」と言う事で、図書館で予約して借りてみた。
登場人物のキャラクターは、原作とテレビドラマで微妙に違うというところにギャップを感じながらも、おもしろく読む事ができた。
ツッコミどころはたくさんある(寝れば忘れてしまう事が分かっているなら、エコーダで記録しながら行動するとか、いろいろ方法あるやろ、みたいな根本的なところとか)けれど、エンタテイメントな作品としては、とても楽しい作品だった。

シリーズも読んでみるかな。

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ミグー25ソ連脱出―ベレンコは、なぜ祖国を見捨てたか

「ミグー25ソ連脱出―ベレンコは、なぜ祖国を見捨てたか」を読んだ。

ミグー25ソ連脱出―ベレンコは、なぜ祖国を見捨てたか (1980年)
ミグー25ソ連脱出―ベレンコは、なぜ祖国を見捨てたか (1980年)



ミグ25の函館強行着陸事件は、ずんべ が小学校低学年の頃の話なので、その事件そのものの記憶はないが、プラモデルが好きだった ずんべ は、模型雑誌で函館のカバーが被せられたミグ25のジオラマが鮮明に記憶に残っている。

ミグ25は、チタン合金はほとんど使われておらず、電子装置も真空管が使われていると聞いていて、西側の戦闘機と比較して、さまざまな技術面で、かなり遅れていると思っていたのだけれど、この書籍を読んで考えが変わった。
チタン合金が使われておらず、真空管が使われているなど、技術的に遅れていたとしても、当時のソ連軍がミグ25に求めていた性能である、超高高度を飛来する高速偵察機/高速爆撃機を迎撃できる性能を実現したという点は、技術者の努力の賜物なのだろうと思う。
過去の日本においても、遅れた技術を用いてゼロ戦をはじめとして、当時として世界の戦闘機を凌駕し得る戦闘機を開発したが、それとオーバーラップするように感じる。

いろいろソ連軍の内情も書かれているが、この書籍は1980年、すなわち、亡命事件の4年後に発刊されており、西側のプロパガンダの臭いを少し感じる。おそらく、書かれている事の多くは事実なのだろうけれど、東西冷戦のさなかに発刊された書籍である点で、ある程度引き算して読まなければいけないのかな、とは思う。

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モルフェウスの領域

「モルフェウスの領域」を読んだ。

モルフェウスの領域
モルフェウスの領域



う~ん、正直、このタイプの小説はあまり好きではない。
小説は「ラストはどうなるのだろう」と期待して読むのだが、投げかけ、問いかけだけをして、結末は読者が想像してね、というラストは私は好きではない。
やはり「どうだ!」という、読者を唸らせるラストが欲しいと思う。

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屋上ミサイル

「屋上ミサイル」を読んだ。

屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)
屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)



突っ込みどころ満載の一冊。そのたくさんの伏線の集まりはちょっと強引すぎるだろ。作品の中でも「偶然を信じないのか」と言った自虐的な記述も見られるが、強引すぎる伏線の収束は、作者自身も自覚して書いていたのだろうか。

伏線そのものも強引だ。たまたま名前が一致して顔も似ている、とか。たまたま国重と客が立ち話をしているところを複数の人が目撃するとか、たまたま登場人物が写真を拾うとか、たまたま登場人物が拳銃を拾うとか...。テレビドラマで「たまたま町で見かけた」みたいな偶然が多すぎる。

また、文章は、どうにもわかりにくい。よくわからないうちに話が切り替わってしまい、「あれ?」と思うところが多かった。

リアルさもイマイチな気がする。宮瀬が拉致され、監禁されたにも関わらず(少々下世話だが)髪を切られるだけで済んでいるというのも、リアルさに欠ける気がする。

読み物としては楽しめたけれど、う~ん、私的には得点をあげられない。

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なれる!SE16 2年目でわかる?SE入門

「なれる!SE16 2年目でわかる?SE入門」を読んだ。

なれる!SE16 2年目でわかる?SE入門 (電撃文庫)
なれる!SE16 2年目でわかる?SE入門 (電撃文庫)



相変わらずスーパーマンな桜坂工兵。室見立華の下で鍛えられたとは言え、あまりにもデキすぎの感は否めないし、あまりに強運がすぎる感も否めない。
今回は話が大きくなりすぎて、かつ、その大きな話が簡単に解決されすぎて、このシリーズの最初の頃にあった七転八倒四苦八苦感が薄れてしまったように感じ。
成長した桜坂工兵が、最終話で超難題を突破するという物語の構成上、しょうがないかとは思うけれど、やはり、ちょっとデキすぎだな。
しかし、おもしろいシリーズだったと思う。終わってしまうのは残念だ。

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宿闘―渋谷署強行犯係

「宿闘―渋谷署強行犯係」を読んだ。

宿闘―渋谷署強行犯係 (徳間文庫)
宿闘―渋谷署強行犯係 (徳間文庫)



ぶっちゃけ、物語そのものはなんてことなく、これといった謎があるわけでもなく、ドンデン返しもないけれど、格闘技の神髄に迫っているところを楽しむ作品か。
そういった意味では、この作品の主人公は辰巳刑事ではなく竜門なのではないかと思えたりもする。
こういう作品も嫌いじゃない。

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ナミヤ雑貨店の奇蹟

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を読んだ。

ナミヤ雑貨店の奇蹟
ナミヤ雑貨店の奇蹟



おもしろい。
この作品の様に「時間」という題材を、単なるタイムトラベルというだけでなく、異なる切り口で見せて作品に仕立てるというのは、作家にしろ、映画脚本家にしろ、凄いなぁ、といつも思う。
そして、東野圭吾らしく、ラストででは、物語で出てきた伏線が一気に集約されてくる。すばらしい。
そういえば、映画も公開されていたな。観てみよう。

 

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天才

「天才」を読んだ。

天才
天才



もっとガリガリ書かれていると思ったら、意外に読みやすい感じだった。
ただ、思っていたほど濃い内容ではなかった。
正直、内容は薄い。首相にまで登りつめた人物の物語なので、もう少し何か奥深くまで切り込まれた内容を期待したのだけれど、ぶっちゃけ、政治の世界でありがちな事が羅列されているのみで、目新しい事はなにも発見できなかった。

正直なところ、先の築地市場移転に際しての記者会見といい、著者である石原愼太郎は「老いたな」と感じる。

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